超希少な1937年式ELのナックルヘッドモーターを1年違いとなる1938年のリジッドフレームに搭載したチョッパーを愛機とする森崎 雄太。ワッセルのピーナッツタンクにベイツのサドル&ピリオン、フランダースのエイプバーに、フロントフォークはVARDオリジナル、前後タイヤはF21/R18インチが装着されている。今から1年ほど前にHAWGHOLICで手に入れたこのナックルチョッパーを日常の足とする彼は、他に1959年式XLHも所有している。そしてそのアイアンで、3/18〜19に茨城県の大洗で開催されたサンビーチサンドフラッツレースのオープンクラスで準優勝を果たした。
「実は、1回戦で負けて敗者復活からの準優勝だったんです。スタートは良かったんですが、2速に入らずにそのまま吹け切って失速してしまい1回戦は完敗でした。そこから敗者復活で勝ち上がり、準優勝まで行けたのはホントに嬉しかったです。ただ正直言うと、かなり悔しかったので、また次回挑戦します!」
そう話す彼の足元を固めているのは、オールラフアウトとしたバーラップのボスで、ハイトは9インチ、ソールは定番の#100が取り付けられている。この他、初めて手に入れたウエスコブーツであるセンチュリーボスとジョブマスター1st、さらにフォレストグリーンのジョブマスターも所有。ハーレーに乗るときは、このバーラップボスを履くことが多いという。
「センチュリーボスとジョブマスター1stが発売されたとき、確か雑誌か何かで見たんだと思いますが、ひと目惚れで2足同時にオーダーしたんです。ウエスコ100周年のアニバーサリーモデルなので、ガンガンとバイクで履くのも少し気が引けて、気兼ねなく日常使いできるように、このボスを手に入れました。もう5年くらい履いていますが、とくにバイクライドでの安心感が違いますね、ウエスコは。キックを踏むときも、すごく安定感があって不安なく踏み込めます。あとウエスコブーツって足の匂いがぜんぜん気にならないんですよね。すごく不思議なんですが、きっと革が呼吸しているからなんでしょうね。履き心地もすごくいいです。耐久性も抜群で、もう丈夫でしかない。ハーレーもウエスコも、ずっと昔から憧れ続けてきたブランドなので、ナックルやアイアンにウエスコを履いて乗るのが至福のときです」