人生初の大型バイクであるカワサキZ900RSを2019年春に手に入れた徳山敬司。以前は国産中型バイクに乗っていたそうだが、会社の後輩の影響もあり、2019年に大型免許を取得し、ネイキッドのスポーツバイク数台を検討した結果、数年前の大阪モーターサイクルショーで実車を見たときの印象が強かったZ900RSの購入を決意。現在はブレーキレバーなどの交換以外、ストック状態が保たれているが、近日中にヨシムラ製マフラーを装着する予定だという。
「どうしてハーレーじゃないのかって話ですよね(笑)。たしかにハーレーはカッコいいと思うんですが、自分はネイキッドのスポーツバイクが好きで、フルフェイスを被って走れるようなバイクが好みなんですよ」
そう話す彼が初めて手に入れたウエスコブーツは、取材当日に履いてきていただいたプルオンブーツのモリソンだ。ウエスタンボスの愛称を持つモリソンの爪先をボストゥ、さらにインステップストラップを取り付け、ボスのようなルックスにカスタム。ハイトは10インチでカラーリングはブラック(表裏)とレッドウッドのコンビネーションで、ライトウエイトステッチはウエスコジャパンリミテッドのシューレッドをチョイス。このカラーリングは、まさに愛機のZ900RSとお揃いの配色になっている。
「いやいや、別にカラーリングを揃えた訳ではないんですよ(笑)。たまたまです、たまたま……。このモリソンを手に入れたのは、ちょうどZに乗り始めた時期と重なるんですが、色はまったく意識していませんでした。ウエスコジャパンを訪れた時に、このカラーリングのサンプルブーツがあって、それにひと目惚れしてカスタムオーダーしたものなんです。モリソンの他にラプターソールのジョブマスターとブラックのボスも持っています。あと夏用にバイソンレザーのロメオをオーダーしてるところです。
20年くらい前にエンジニアブーツを履いていた時期があるんですが、重いわ、蒸れるわ、脱ぎにくいわで、それからはずっとスニーカーの生活を送っていました。はじめてウエスコを履いたときは、その考えがひっくり返りましたね。一日中履いても疲れないし、何より自分のイメージ通りにカスタムできるところがウエスコ最大の魅力だと思います。世界で一足の自分だけのカスタムブーツ、というところに惹かれますね。ウエスコを履くまでの服装は、ほぼ毎日スウェットとスニーカーという組み合わせだったんですが、今は全身のファッションからして、がらっと変わりました。バイクも手に入れ、まさに世界が変わったという感じです」