新車で手に入れた2020年式のFXLRS ローライダーSをトランプで現在カスタム中だという仁木雅樹。納車からわずか1000kmほどの走行でカスタムに着手し、足回りやマフラー、シート、リアフェンダーなどのモディファイが現在進行中である。取材当日、トランプの十八番であるフルチタンマフラーの試作品を装着して登場した彼は、その乗り味の違いに驚きを隠せない様子だった。
「このマフラーはまだ未完成でポリッシュもしておらず試作品なのですが、驚くほど車重が軽くなり、乗り味が激変しました。ローライダーSの他にトランプでカスタムしたフォーティエイトも持っていて、それと現在、リボルトでナックルヘッドのロングフォークチョッパーを製作してもらっています。1年半ほど前にオーダーしたそのプロジェクトが、ここ最近ようやく動き出したところなんです」
そんなハーレーフリークの彼であるが、16〜7歳のころにCB400などのバイクを乗り回していたそうだが、それ以来、長くバイクとは距離を置いていた。
「自分はファッションがすごく好きで、ウエスコブーツやレザージャケット、アクセサリーなど、特にアメカジが好きなんですが、ある日ふと気づいたんです。今のファッション、ライフスタイルにバイクがないのはおかしいって……。それで2年ほど前に、BMWのRナインティを手に入れてバイクリターンを果たし、それからウエスコジャパンのスタッフの皆さんの影響もあり、ハーレーにどっぷりとハマってしまったという感じですね」
そのファッションに関するこだわりは並々ならぬものがあり、ウエスコブーツにいたっては、実に40足近いブーツを所有し、その日のファッションに合わせてベストな1足を選び、コーディネートしているという。
「ボス、ジョブマスター、ジャパンリミテッドモデルなど、気づいたらすごい数のブーツになってましたね(笑)。このモリソンは、今日のファッションだったら、コレ!という感じで選んだ一足です。ブーツに限らず、ジャケットやパンツ、帽子、アクセサリーなんかもすごい数になってます。子供の時からそうなんですよ。好きなものにはとことんハマってしまう質なんです。新しくパンツを買ったら、それに合わせてウエスコも買う、みたいな……(笑)。靴はほぼ毎日ウエスコを履いてます。もちろん一年中。スニーカーも持ってはいますが、あまり履きませんね。なんか頼りない感じがして。バイクに乗るときも、そのバイクに合わせてブーツを選んでいます。ウエスコはタフな上、ファッション要素も強いので、自分が考える理想のバイクライドに最適なんです」