高校生のころから憧れていたというヤマハ2ストロークモデルのマイルストン、RZ250を愛機とする山下泰幸。彼のRZは1980年式モデルで20年来の付き合いになるという。今から10年ほど前にエンジンのフルOHと外装を純正リプレイス品に換装。その他、TOSHI-TECのチャンバーにオーバーレーシングのスイングアーム、オーリンズ製リアショック、ブレンボキャリパー&マスターシリンダーなど、純正スタイルを尊重しつつ要所に手が加えられている。彼はRZの他に4速スポーツのパパサンも所有し、シーンによってこの2台を使い分けているという。
「RZは街乗りやチョイ乗り、パパサンはキャンプなどのロングツーリングへ行く時に使っています。毎年パパサンで地元の奈良から九州の長崎や阿蘇へ、約1週間のソロツーリングに出かけるんです。もちろんキャンプツーリングです。ソロでのんびり走るのが好きなんですよね」
RZとパパサンを使い分けるバイクライフとは、またなんとも面白い組み合わせである。そんな彼の足元を固めているのは、ジャパンリミテッドのパープルレザーにホワイトのストラップが映えるカスタムボスだ。
「このボスは半年くらい前に手に入れたものですが、自分にとってはかなり挑戦したモデルなんです。実はウエスコブーツは14足ほど持っているのですが、2足だけブラウンで、あとはすべてブラックなんです。ウエスコに詳しくない人が見たら、きっと全部同じブーツに見えてしまうんでしょうね(笑)。そこで1足くらい個性的な飛び抜けたブーツがあってもいいかと思い、このパープルのボスをオーダーしたわけです。今ではお気に入りの1足になっています。
ウエスコブーツは安心感があっていいですね。ウエスコを履き始めてからスニーカーは履かなくなりました。今では1年365日、毎日ウエスコを履いています。もちろんバイクに乗る時も。ウエスコはライディングギアとしても信頼できますから。ウエスコを履いたら、もう他に浮気するようなことはなくなりました。デザインの良さと、機能性の高さによる安心感は特別なものがあります。ウエスコはそのすべてが自分にとっての一番なんです」