東大阪市の「IRON HEART THE WORKS OSAKA」を一人で切り盛りする前田健太。この場所は、ビンテージハーレーの殿堂、船場モータースのすぐ近くで、さらにウエスコ大阪までも歩いて行ける距離にあるというまさに大阪のディープスポット。もともとはアイアンハートのデニムユーザーだった彼は、同社の主力商品である21ozデニムの頑丈さに惚れ込み、じっくりと考えた末に大きな決断としてアイアンハートで働くことを決めたという。そんな彼は日常の足として1999年式のFLTRと、70年代のスズキVANVANを所有している。
「TRは5年くらい前に手に入れたものです。このシャークノーズのフェアリングが好きなんですよ。コンビニ行くのもTRで行ってますね。バンバンは3年くらい乗っています。TRもバンバンもそうなんですけど、ゴツい感じのものが好きなんです。アイアンハートのデニムもそうですけどね。今履いているロメオは今年の2月くらいに手に入れたもので、ブラックタイのラフアウトにバーガンディーのラフアウトを組み合わせたカラーがポイントです。ステッチはオールシューレッドにしています。もう一足ボスを持っているんですが、こちらはバーガンディーのラフアウトをバンプに使い、カウンターはネイビー、シャフトはブラックのラフアウトというマルチトーンとしています」
このロメオとボスはカラーの組み合わせが非常に似ており、モデルは違えどカスタムの方向性が統一されている。コンセプトが明確なのだ。
「最初に手に入れたのはボスなんですが、はじめからカスタムのイメージは固まっていました。その同じイメージでロメオをオーダーしたわけです。好みははっきりしている方なんですけど、じっくりと考えてこのスタイルにしました。ゴツいものが好きだから、足元はウエスコで決まりですね。バイクに乗るときも、タウンユースもウエスコを履いてます。気分で履き替えている感じです。あとその日履くパンツとの相性を考えて選んでいます。無骨なデザインもいいんですが、機能性も重要ですよね。その点、ウエスコは抜かりありません。毎日忙しいですが、趣味が仕事になっている感じで日々楽しいですよ!」
取材協力:
IRON HEART