今から1年ほど前に大阪の船場モータースで手に入れた1954年式のFLを愛車に持つ松井良輔。神戸元町でヘアサロンを経営する彼は、自宅から店舗までの往復約60kmの道のりをハイドラで通っている。この他に、ナイス!モーターサイクルのカルロスボヘミアンオカダが手がけた1972年式のショベルヘッドをベースに79ローライダーをイメージしてカスタムされたマシンを持つ彼はその日の気分でバイクを乗り分けているという。彼の車歴がまたすごい。ショベルヘッドにサイドバルブ、パンヘッドにツインカムなどなど、純正スタイルからカスタム、チョッパーまでそのスタイルは幅広く、数多くのハーレーを乗り継いできた、まさにバイクが生活の一部になっているモーターヘッドである。
「体が剥き出しというバイクのダイレクト感みたいなところがいいですね。特にビンテージハーレーのアナログ感、そのフィーリングがすごく好きなんです。仕事は美容師なんですが、ハーレーに乗ることでその感性が磨かれているような気がします。いつもバイクに乗るときはウエスコを履いていますね。昔、スニーカーを履いて足を痛めたことがあって。まぁ普段もウエスコを履くことが多いんですけど……」
現在お気に入りのLYNCH LIMITED MODELの他に、ナローホースハイドやナローラストのボス、100周年モデルのジョブマスター1stなど、数多くのウエスコブーツを所有している彼はウエスコフリークでもある。
「はじめてウエスコを手に入れたのはボスで、確か6~7年くらい前だったと思いますが、最初は硬くて重いブーツだなぁという印象でした。でもゴツいものが好きなんで、そのなんと言うか……ハードなブーツを履いている感じが、ビンテージハーレーと合わせることですごくリアルに思えてきてウエスコの虜になりました。履き込むほどに経年変化でカッコよくなっていくこともウエスコの魅力ですよね。バイクとブーツ、ハーレーとウエスコは僕のライフスタイルになっています」
取材協力:
AFFECTiONERY