大阪市の郊外、江坂で70年代前後のバイカーアパレルを取り扱うショップ、sixhelmets代表、津田翔。店を立ち上げ今年で7年目となる彼はアメリカ西海岸に年3、4回は商品の買い付けに赴き、現地のカルチャーに刺激を受けることが多いという。なるほど、sixhelmetsのロケーション、そして店の雰囲気がカリフォルニアっぽいのはそのためか。そんな彼は2年ほど前に手に入れた1965年式のアイアンを日常の足にするハーレー乗りでもある。
「このマシンはアリゾナの納屋で30年以上眠っていたサバイバーで、それをサイクルゾンビーズが所有していた際に一目惚れしたものでした。それがアメリカで売りに出たのを知って狙っていたんです。シートを交換し、エンジンとミッションをOHしましたが、その他は手を加えていません。あと66年のC10も持っているんですが、これも足代わりに使っています」
一人で店を切り盛りし、休みの日はアイアンかC10で気ままに走りに出かけることも多いという。もちろん彼の足元をかためているのはウエスコブーツである。
「この春から履きはじめたばかりなのですが、今一番のお気に入りはこのラフアウトのボスです。ハイトは9インチで定番の#100ソールにローラーバックルを取り付けたカスタムボスです。あとバーラップのラフアウト仕様のボスと、ブラックタイのボスも持っています。エンジニアブーツは脱ぎ履きが楽でいいですよね。もちろんアイアンに乗るときはバイクギアとしてボスを履いています。すごく足元の安定感があり、バイクの取り回しも楽にできます。ウエスコはファッション要素も強いのでタウンユースでも違和感なく履けるところもいいですね。
僕にとってウエスコはハイエンドなイメージが強いです。ずっと憧れのブランドでしたから。細かなカスタムが可能で、自分好みのブーツに仕上げられるのがいい。ソール交換や修理などのアフターサービスも充実していますし、ライフスタイルまでフォローしてもらえるような感じがして、それがウエスコ最大の魅力なんじゃないでしょうか」
取材協力:
sixhelmets