モーターサイクルギアなんだ
LAのサンタモニカで1990年にスタートしたウルトラハイエンドジュエリーブランド「Good Art HLYWD(グッド・アート・ハリウッド)」。メイドインLAにこだわり続け、名立たるハリウッドスターを虜にするグッド・アート・ハリウッドのオーナー兼デザイナーのジョシュ・ワーナーは生粋のモーターヘッドであり、ウエスコのヘビーユーザーでもある。そんな彼が先日パシフィコ横浜で開催された第25回ヨコハマホットロッドカスタムショー2016に訪れるため来日。そこで早速インタビューを試みた。
「日本にはもう5回くらいは来てる。名古屋で行われているラングリッツラリーには何度も参加しているんだ。ホットロッドショーは今年が2回目。最高だよ、このショーは! 俺が生まれ育ったLAのモーターカルチャーが、そのままこのショーで再現されているような感じがするんだ。まるで地元のLAにいるみたいな感覚になれる。興奮するね、まさにヘリテイジカルチャーだよ」
そう話す彼は7台ものモーターサイクルを所有している。中でもお気に入りは1947年式ELと1948年式FLだという。そして彼の足元を固めているのは履き込まれたジョブマスターだ。
「この2台はナックルヘッドの最終モデルとパンヘッドのファーストイヤーモデルなんだけど、オリジナルの雰囲気を大切にした兄弟みたいなボッバーなんだ。メンテナンスはキヨガレージのキヨに任せている。彼はマスターメカニックなので、全幅の信頼を寄せている」
「今履いているジョブマスターはファッションではなく、レザージャケットやグローブ、ヘルメットなどと同じようにモーターサイクルギアなんだ。モーターサイクルライドにおいて安全性を約束してくれるものだね。ウエスコのことはすごくリスペクトしている。ブーツはファッションでもスタイルでもなく、安全性が一番大切だと思う。俺はウエスコのカスタムもやっているんだよ。ハードウエアをグッド・アート・ハリウッドのオリジナルに交換したりしてね。ゴールドのカスタムもある。豪華だよ、ゴールドは。オーダーは世界中から集まってくるんだ。俺のお気に入りはシルバーのハードウエアにカスタムしたこのジョブマスターなんだ。10日中、9日はウエスコを履いているかな。このジョブマスターも3回はソール交換してもらったしね」
取材協力:
GOODART.JP