バイクに乗ることを考えたら機能性も見逃せません
岐阜を拠点に活動するローブロウアーティスト、KNUCKLE。皆は敬愛を込め、彼のことをナックルさんと呼ぶ。関西カスタムシーンを牽引するショー「ニューオーダーチョッパーショー」のメインコンテンツであるアートショー「バーバリアンサーカス」参加アーティストの常連でもあるナックル氏は、去る8月21日に開催された第11回ニューオーダーチョッパーショー2016にも出展を果たし、バーバリアンサーカスのブースで筆やエアブラシを振るっていた。その他、オリジナルのスカルプチャーやイラスト、ペイント&デザインワークを生業とする彼の足元を固めているのはウエスコのジョブマスターだ。
「今愛用しているのはブラックドメインレザーにネイビーのラフアウトを組み合わせたツートンのジョブマスターです。ハイトは定番の8インチ、ソールはスニーカー感覚で履ける#1010ですね。ポイントはレザートゥキャップでしょうか? バイクに乗ることを考えて爪先を保護するために取り付けてもらいました」
そう話す彼は1952年式のトライアンフ サンダーバードと1959年式のトライアンフ3TAを愛機に持つバイク乗りでもある。この2台はどちらもストックスタイルの車両とのこと。以前は四輪ホットロッドにも乗っていた時期があり、その頃はスニーカーばかり履いていたという。
「昨年サンダーバードが仕上がったのですが、それを期にバイク熱が再燃し、ブーツを履こうと思い立ち、このジョブマスターを手に入れたんです。10代の頃はエンジニアブーツとかよく履いていたんですが、いつの間にかブーツを履かなくなり、それ以来ほぼスニーカーで過ごしていました。
実は2~3年前にジョブマスターを手に入れたんですが、どうも僕の足がブーツに慣れていなかったようで、うまく馴染めなかったというか、履きこなせなかったんです。でもこのドメインレザーのジョブマスターはすぐに足に馴染み、今ではほぼ毎日履いています。そうそう、昔のジョブマスターも今はすごく足に馴染んでよく履くようになりました。ブーツはファッション要素も大切ですが、バイクに乗ることを考えたら機能性も重要ですよね。編み上げのジョブマスターはフィット感も高く、バイクライドにも最適だと思います」
取材協力:
LITTLE CHOP DESIGN