今のような毎日ブーツを履く生活は送っていなかった」
東京世田谷でデニムをメインにしたリアルワークウエアブランド「TROPHY CLOTHING」を営む江川真樹。2006年にスタートした同社は全国に50店近くのディーラーを抱え、さらにイギリス、台湾、韓国にもディーラーを有している。デニム最大の魅力はシンプルでありつつもその奥の深さ、そしてラフに扱えるタフなところだと話す彼は生粋のオートバイフリークであり、マニアを唸らすインディアン2台を所有している。オートバイも同じくタフなところに魅力を感じているという。
「この1928年の101 SCOUTは一年半くらい前に手に入れたものです。ループフレームとリーフスプリングフォークにヤラれた感じですね。もう一台、10年来の付き合いとなる47CHIEFもあるんですが、今はエンジンのOH中なんです。CHIEFは毎日通勤に使っています。
今履いているボスは14年くらい前に買ったもので、はじめてのウエスコブーツでした。この他にナローエンジニア、MP、ボス、あとジョブマスターも持っています。はじめてのウエスコということもあってこのボスに一番思い入れがあり、自然と足を通す機会も多くなってしまいますね。ストラップのスタッズは自分で打ち込んだものです。ソール交換はもう何回したか分からないな。僕にとってブーツとバイクはセットみたいなものなんです。10代のころに渋谷界隈で見たウエスコを履いているハーレー乗りに憧れたというのが僕の原点なんです。
プルオンブーツは脱ぎ履きが楽だから好き。100%、毎日ブーツを履いてます。もちろんバイクに乗るときもブーツです。個人的にはウエスコが僕のワークブーツの基準なんです。特に定番のモデルが好き。ウエスコに巡り会わなかったら、今みたいな毎日ブーツを履く生活は送っていなかったと思いますよ。新品から履き慣らしていき、オンリーワンの一足に仕上がるところがウエスコの良さだと思っています」
取材協力:
TROPHY CLOTHING
http://trophy-clothing.com