日本限定カラーのレザーレース
「ディープブルー」登場!
数多くのモデルをラインナップするウエスコブーツであるが、大きく分けるとジョブマスターに代表される、いわゆる編み上げブーツと呼ばれるレースアップブーツと、ボスに代表されるエンジニアブーツのプルオンブーツという2タイプに分類できる。レースアップブーツ最大の特徴は、レース(紐)で締め上げることによるその履き心地で、プルオンブーツでは決して味わうことができない、まるでブーツが足の一部になったかのような抜群のフィット感にある。その履き心地において、重要な役割を果たすのがレースであり、ブーツの印象を大きく左右する、レースアップブーツの「顔」とも言える。
そんなレースに日本限定カラーのレザーレース「ディープブルー」が加わった。レースの標準はナイロンレースのタン、ブラック、そして日本限定カラーとなるブラウンの3色で、カスタムメニューとしてレザーレースのブラウン、ブラック、日本限定カラーとなるホワイト、そして現在は廃盤となったネイビーに代わり、今回新色のディープブルーが登場となった。このディープブルー最大のポイントは、コバルトブルーの表革面と、裏革&切断面のトーンの対比にあり、その名の通り、まるで深海に射し込む光を思わせるドラマチックなカラーに仕上げられている点だ。レースを結んだとき、その表裏と切断面が入り混じり、なんとも言えない独自の表情を見せるところが魅力となっている。
前出した通り、レースアップブーツの表情を司るレースだけに、そのチョイスには気を配りたいところ。言うなれば、スーツに対するネクタイのような役割を果たしてくれるのがレースなのだ。またレースは簡単に交換することができるので、その日のファッションや愛車のカラーリングなどとコーディネイトするのも面白いだろう。イメージに合うカラーのレースを数色持っておくと、一足のブーツを違った印象のブーツとして何通りにも幅広く使い分けることができるはずだ。