豊富なモデルラインナップとカスタムメニューで、世界でただ一足のオリジナルブーツを製作できることが大きな魅力のウエスコブーツ。そんなウエスコのラインナップに今回新たなモデル、JOHANNES(ヨハネス)が加わった。全く新しいコンセプトのもと、完全なる新作としてデビューを果たしたレースアップブーツ、ヨハネス最大の特徴は、そのフィット感にある。
ヨハネスはヒールカウンター(踵部の当て革)とクォーター(踝から足首の部分)の境目をなくし、さらにレザーライニングを標準装備とすることにより、スムースな足入れとレースアップブーツならではの包み込まれるようなフィット感が極限まで高められている。ワークブーツを知り尽くしたウエスコの高い技術力あってこそ、このヨハネスの完成に漕ぎ着けることができたと言える。
シルエットがまた美しい。つま先の形状はシャープなMPトウを採用し、ハイトは使い勝手のよい7インチで8オールアイレットとされている。そのミニマルなシルエットによりカジュアルからフォーマル、もちろんウエスコならではのタフな作りはバイクライドでも威力を発揮すること間違いなし。
ここでメインカットのカスタムサンプルについて説明しよう。左のブラックラフアウトモデルのソールは#269でエッジカラーはナチュラル、レザーライニングはブラックでハードウエアもブラック。ヘビーステッチはホワイトでライトウエイトステッチはニッケルを使用している。右のブラウンラフアウトモデルのソールも同じく#269が取り付けられ、エッジカラーはブラウン。レザーライニングはブラウンでハードウエアはブラス、ヘビーステッチはカーキ、ライトウエイトステッチはブラウンとしている。
ヨハネスの仕様は、前途のMPトウ、レザーライニング、7インチハイト、8オールアイレットが固定となっているので、カスタムする際はレザーカラーやソール、ステッチなどの変更により、オリジナリティの演出を行っていただきたい。