今年で4年目の付き合いになるという1941ELナックルヘッドチョッパーを愛車に持つ花岡公平。このマシンを手掛けたのは、愛知県豊川市のジャムズガレージだ。納車時にOHが施されたモーターは、すこぶる快調で純正フレーム&スプリングフォーク、ワンオフのピーナッツタンクにサイクルフェンダーというセットアップのシンプルなマシンに仕上げられている。以前は1973FLベースのショベルチョッパーに乗っていたという彼だが、そのショベルを手掛けたのも、同じくジャムズガレージだった。
「ナックルに乗るのは仕事上がりの夜か、週末がメインですね。ロングツーリングとまではいきませんが、割と走りますよ。愛知県の岡崎に住んでいるんですが、東大阪のウエスコジャパンまで、もう何度もこのナックルで行ってますから。一人で気ままに走るのが好きですね」
そう話す彼は、無類のウエスコフリークでもある。取材日に履いてきていただいたジョブマスターはまだ仕上がったばかりだという。使用されるレザーはブラック・ラフアウトとチャコール・ドマーネ・レザーのツートーンでハイトは指定カスタムの7インチ、ソールはウエスコオリジナルのトラクションソール〈ラプターソール〉のホワイトをチョイス。ウエスコジャパンのスタッフにすすめられたという、ブラックスリップがソールのアクセントになっている。
「実は、全部でたしか9足くらいはウエスコブーツを持っているんですよ。一番初めに手に入れたのは、2014年にウエスコ恵比寿でオーダーしたジョブマスターで、その他100周年モデルのセンチュリーボスにジョブマスター1st、ウォーレン、JHクラシックス、ロメオなど、気づいたらかなりの数になっていました(笑)。 一年365日、ほぼ毎日ウエスコで、仕事中はボスを履いています。仕事柄、オイルを踏むことが多いのですが、#100Fソールにしているので、オイル対策は万全です。他メーカーのブーツも持っていたんですが、すべて処分しましたね。 ウエスコブーツはフィット感がすごい。作りもしっかりしているのでバイクライドでも安心感が違います。カスタムの幅が広いのも魅力ですね。ハーレーがあってウエスコがあって、というのが完全に自分のライフスタイルになっています。花岡公平という人間をカタチ作る重要なキーアイテムです、ウエスコブーツは……」