今年20周年を迎える金沢市のセレクトショップ「SKANDA」を営む米澤公寿。SKANDAはバイク、スケート、音楽、ストリートといったキーワードで北陸シーンを牽引する金沢の最重要ショップである。同店の2階はリニューアルオープン4年目のウエスコ金沢となっており、彼はその切り盛りも行なっている。バイクフリークの彼は「CHIRIHAMA SAND-FLATS ASSOCIATION」のメンバーも勤め、レースの運営に携りつつ自らも1948WLサンドレーサーでCHIRIHAMA SAND-FLATSに参戦している。
「僕は純正のバイクかレーサーが好きなんです。チョッパーは少し苦手かな。WLレーサーにはもう15年くらいは乗っていると思います。1年くらい前に普段の足用に1968年のBSAを手に入れたんですが、こちらはオリジナルスタイルで乗っています」
そんな彼が愛用しているのはウエスコのウォーレンというちょっとマニアックなモデルだ。シューレースブーツのパッカーをベースに木型がROUND TOE Last、またはBUBBLE TOE Lastに変更されたモデルで、アッパーの4本ステッチが特徴となっている。2年ほど履き込まれた彼のウォーレンはバーラップの表革に定番の#430 VIBRAMソールが取り付けられており、様々なシチュエーションで活躍するお気に入りの一足だ。その他、10年ほど前に手に入れたボス、ウエスタンスタイルのモリソン、あとロバート・ウィリアムも所有しているという。
「一番最初に手に入れたウエスコはボスなんですが、ゴツくていいですよね。すごくしっかりしているし。ウエスコは男らしいワンランク上のワークブーツだと思います。シューレースブーツは足全体を包み込むようなホールド感が気に入っています。履き心地もすごくいい。バイクに乗るときはいつもウエスコを履いていますね。レースのときはロバート・ウィリアムと決めています。ブーツを履いているという安心感が違いますね。バイクギアとしてもウエスコブーツはオススメです。歴史、タフさ、メンテナンス、信頼性など最高峰のワークブーツですよ、ウエスコは……」
取材協力:
SKANDA