分厚いウェアを重ね着してダルマのようになって乗るか、それとも寒いのを我慢して震えながら走るか。どっちをとるかは究極の選択だが、最新式の電熱ウェアがあれば問題解決。もう冬に我慢する必要がなくなったのだ。
結論から先に言ってしまったが、そんな夢のような話しを実現したのが「ヒーテック」。スイッチを入れると、わずか10秒ほどで温もりを感じ、1分後には完全に暖かくなる。
ヒートインナージャケットとヒートパンツの両方を着用すれば、真冬でも日中は暖かいを通り越して熱いと思うほど。活躍するのは日が暮れてからの気温が急激に下がった時間帯。つまり、極寒での環境下でも寒いとは感じず、暖かさを保ち続ける。
今回はデザインが気に入って購入したアウターの下にヒートインナージャケット、ジーンズの下にヒートパンツを着用。アウターはバイク用ではないので防寒性が乏しく、フロントはファスナーではなくボタンのみ。当然、すきま風が容赦なく入るが、インナージャケットの下の肌着は汗で蒸れてしまうほど暖かかった。
電源はバッテリーから簡単にとることができ、接続のための準備はいたって簡単。付属のワイヤレスリモコンでもコントロールでき、3段階の温度設定が可能となっている。
さらにジャケットの袖から伸びるソケットにつなぐだけのイージーコネクトを実現したヒートグローブもこれに合わせれば鬼に金棒。タイトな革ジャンやレザーパンツも問題なく対応し、これからの冬はオシャレを楽しみつつ思う存分ハーレーに乗れる!
◎SIZE:Women/S/M/L/XL
◎PRICE:2万6,250円(税込み)※2013年12月時点
ファイバーヒーターを使用したインナーグローブに、防風素材のアウターグローブをセットで使う新提案。裁断パターンにもこだわり、優れた着け心地とフィット感を実現している。アウターカバーは手の平部分に当て布を施し、高いグリップ力と耐久性を両立。防水性も高いので、少々の雨でも大丈夫だ。スイッチは手首の外側部分に左右独立して配備。プッシュするだけでオン/オフと温度調整が可能になっている。