2012年07月13日
写真点数/108枚
取材・写真・文/VIRGIN HARLEY.com 編集部
取材協力/株式会社トランスオービット(ナビツアー)、寺田モータース
1歴史を物語るルート 66 を行くアメリカツーリングツアーのスタートです。
2今回の旅の基点となるのは、“カジノの街”として世界的に知られる砂漠の大都市 ラスベガス。
3アメリカ到着後、まずはホテルにチェックイン。1Fフロアにはご覧のとおりカジノのテーブルがずらりと並びます。
4いよいよ明日から始まるアメリカツーリング、まずは手始めにラスベガス観光へと向かいます。
5世界一巨大なハーレーダビッドソン (ヘリテイジか?) が飛び出す ハーレーダビッドソン カフェ でディナー!
6明日からのアメリカツーリングに向け、気持ち良く乾杯!
7これがハーレーダビッドソン カフェの名物である T ボーンステーキ。すでに規格外の大きさです。
8店内には、映画『イージー・ライダー』に登場したキャプテン・アメリカ号が展示されています。
9こちらのショベルは……なんと言うか、もはや“トラ”です。アメリカンセンスのなせる業でしょうか。
10それを見た菅原さんがひと言、「ワシらの阪神タイガースや」。さすが兵庫・尼崎のディーラーのお客さんです。
11食事の後は、ラスベガスに来たら絶対に足を運んでおきたいダウンタウンのアーケード見物へ。
12もはや華やかさ、豪華さという言葉のスケールが違います。さまざまなカジノが軒を連ね、そこかしこでライブやショーが開かれているのです。
13セクシーなお姉さんだってもちろんいらっしゃいます! 笑顔も大変ステキです。
14ダウンタウンの迫力はぜひムービーで。こうして初日の夜は艶やかさとともに暮れていきました。
152日め、いよいよアメリカツーリングが始まる朝が訪れました。スフィンクスが鎮座するピラミッドは、ラスベガスでも有名なホテル『ルクソール』です。
16バイクをレンタルするのは、とてつもない規模を誇るアメリカの正規ディーラー ラスベガス ハーレーダビッドソン 。
17お店の前には、すでに一行がレンタルするハーレーがずらり整列。
18店内はご覧の広さ。同行していた 寺田モータース の吉岡専務も息を飲むほど。
19上を見上げると、ハーレーのレーサーとして有名な XR が。ラスベガス H-D がサーキットに参戦していたときのものでしょうか。
20日本には入ってきていないトライクも展示。皆さん、物珍しそうに見学されていました。
21こちらも日本には未入荷のジェットヘルメット。ツアー最終日、参加者の香西さんが購入していました。
22ラスベガス H-D のレンタルコーナー。ここで国際運転免許証を提示し、申請した車両を引き取るのです。
23ディーラーマンとともに、受け取り前の車両チェック。キズの有無などを確認しておきます。
24受け取ったら、まずは敷地である駐車場内でテストラン。大型ショッピングモールぐらいの駐車スペースがあります。
25さぁ、アメリカツーリングの始まり!
26……と、慌てずにまずは腹ごしらえから。アメリカの一般的なファーストフード店 Jack in the box で朝食。
27クロワッサンでベーコンとエッグをはさんだハンバーガー。日本で食することのない一品、なかなか美味!
28アメリカの大地へと駆け出す! 荒野の中に伸びる一本のフリーウェイをひたすら走ります。
29ラスベガスを抜けてさらにボールダーシティを越え、最初の観光スポットであるフーバーダムへ。
30アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されているフーバーダム。貯水に10年を要したその巨大さに驚き!
31再びフリーウェイを快走。初のウルトラという吉岡さんも楽しそう!
32香西さんも快調に走ります。遠くに広がるアメリカならではの風景が、旅情をかきたてます。
33走り出して1時間、キングマンという街で給油。これまたアメリカで初のガソリンスタンド、インです。
34なんとここで日本の観光ツアーと遭遇。「ハーレーでアメリカを走っているんですか?すごい!」と、皆さん驚きを隠せないようでした。
35いよいよルート 66 入り! 待ち望んだとっておきの道を気持ち良く走っていきます。
36ルート 66 の名所のひとつであるハックベリーゼネラルストアに到着。
37西部開拓時代のルート 66 の雰囲気をそのまま残す旧給油所、ハーレーを停めるだけで絵になります。
38これぞアメリカ! こうしてルート 66 のほとんどは舗装されていますが、周囲の風景は昔のまま。
39道にはバーストしたタイヤの破片が。ここだけでなく、いろんなところに落ちているのもアメリカゆえか。
40再びライド。どこまでもハーレーを味わえる道が続いているのです。
41規格外の大きさを誇るルート 66 のパネル! やはり記念撮影は欠かせません。絵になるねぇ!
422日めの宿となるルート 66 の中継地点にあるモーテル。この旅にこういう雰囲気のあるモーテルは欠かせません。
431日めの走行距離は 200 キロ強。走りきった後のビールは格別ですね。
44夕暮れのような明るさですが、すでに夜7時を回っています。これからディナータイム。
45モーテルに隣接するカフェ&バーにて。記念すべきアメリカツーリング初日を終え、乾杯!
46こちらの名物もまたまた T ボーンステーキ! ラスベガスのそれよりも大きく、大川さん(右)も吉岡専務もちょっと驚き気味……。
47コーラだってジョッキ(?)で出てきます。しかも「おかわりする?」とか聞いてくるんです。
48デカい! でも美味い! やはりアメリカで食べるステーキは違います。
49モーテルの外で晩酌をしたり、バーで一杯飲みながら語り明かしたり……そうしてルート 66 の夜は更けていきました。
50翌朝、今日も心地良い陽光と青空が私たちを出迎えてくれます。
51準備万端、さぁ今日も走りましょう!
52ハックベリーゼネラルストアを中継地に、キングマン~セリグマン間のルート 66 にはハーレーが似合う風景ばかりが広がります。
53ルート 66 のど真ん中で記念写真!
54セリグマンから再びフリーウェイへ。アメリカでは時速 120 キロが標準の巡航速度なのです。
55何気ない看板だって雰囲気を大事にしています。アメリカの人たちみんなが、古き良き風景を大事にしているのでしょう。
56フリーウェイから 89 号線へと入り、鉱山の街 ジェロームへと向かう峠道へ。
57これまでの果てしない一本道とはうってかわって、ワインディングを走りきった一行。途中、ちょっと小休止。
58ジェロームに到着。鉱山の街として栄えた後にゴーストタウン化しましたが、ヨーロッパ風テイストの観光地として再び注目を集めている街なのです。
59ここでちょっと早めのランチタイム。イタリアンレストランでサンドイッチと、これまでと味わいを変えてみました。お姉さんがキュート!
60そのサンドイッチもビッグサイズ。「僕はスパゲッティでいいわ~」とは梶原さん(奥)。
61ジェロームを発ち、20 キロほど走ったところでセドナに到着。
62ネイティブアメリカンの聖地、セドナ。近年はパワースポットとして注目を集めており、目をひくのは真っ赤な岩石で埋めつくされた大地。
63岩の裂け目から巨大な木が。長い歴史を刻んでいるさまがこんなところにも。
64そしてこの壮大な風景。高台からは、果てしなく真っ赤なパノラマ世界が広がっているのです。
65その後、再び走り出した一行は本日の最終目的地、世界遺産グランドキャニオン国立公園に到着。
66言葉にならない絶景。とても説明などできません、実際に見ていただくほかない無限の岸壁が広がっているのがグランドキャニオン。
67本日の宿は国立公園内にあるロッジ。予約が殺到するほどの人気だそうで、今回の一行は本当にラッキー!
68国立公園のすぐ外にあるレストランでディナー。2日めだってもちろん乾杯!
69そしてこちらの名物も T ボーンステーキ……。柴多さん、ちょっと表情が曇っていませんか(笑)。
70翌日、AM 4:30 起床。一行はグランドキャニオンから昇る御来光を見に行くことに。
71朝焼けのグランドキャニオン、夕暮れどきとは違った美しさがあります。
72まもなく日の出、観賞スポットに構える一行。結構危なくないですか?ここ。
73はるか遠くの断崖の向こうから太陽が!
74その神々しい風景に、息を飲むばかり。アメリカならではの素晴らしい風景、全員の心に刻まれたことでしょう。
75グランドキャニオンのいろんな表情を堪能し、本日も快晴の中、スタートです!
76朝食を終えたところで、なんとひとりスポーツスターに乗って卒業旅行中だという中華系ハーフのクリスティーナに出会いました。素敵な思い出の1ページになりましたね!
77グランドキャニオンからひたすらに伸びる 180 号線を快走!
78カメラを向けると、オートクルーズ設定にしてビッグパフォーマンスを披露する吉岡専務。テンション高いっす。
79行き交うアメリカのバイカー、必ず「グッドラック」のサインを交わしてくれます。
80どこまでも伸びる一本道。どこまでもこんな風景が広がっている世界だからこそ、ハーレーダビッドソンというバイクが生まれたのでしょうね。
81180 号を抜けた先にある街、ウイリアムズ。ルート 66 の華やかな時代をほうふつさせてくれます。
82街中のカフェもご覧のデザイン。すべてが絵になります。
83昔のガソリンスタンドがミュージアムとして保存されています。
84ウイリアムズを発ってからフリーウェイへ。すると、途中で事故渋滞に遭遇。日本と違い、アメリカでのこうしたアクシデント時はビクとも動きません。
85柴多さんが話しているのは、アメリカを走りに来たというフランス人のご夫婦。バイカーズファッションがキまっております。
86ほんの 20 ~ 30 分ほどで事故渋滞を抜け、再びフリーウェイを走っていきます。平均速度は 70 マイル強!(時速 約120キロほど)
87比較的ペースを押さえて走っていた梶原さんも、ここではかなり飛ばしておられました。
88柴多さんもアメリカのフリーウェイをじっくり味わいながらのライド!
89普段はナイトロッド・スペシャルに乗っているという前田さん。ヘリテイジで走るアメリカもなかなかのものでしょう。
90オフロード用ジャージにレーサーデザインのフルフェイスという出で立ちの吉岡専務。うーむ(笑)。
91……と、ここまで快調にフリーウェイを走る様子をお届けしてきましたが、実はこのとき、一行は大きな間違いを犯していたのです。
92実は先程の事故渋滞を抜けた際、ツアーを先導するサポートカーを置き去りにしてしまっており、本来なら降りなければいけないポイントを通り過ぎてずっと先に行ったところで気づいたのです。
93約 30 分後、現地係員のサポートカー組と合流。いやはや、全員苦笑いするほかありません。本当はハックベリーゼネラルストアにもう一度立ち寄る予定でしたが、このままフリーウェイを走ってキングマンに向かうことに。
94キングマンを通過し、その先に伸びるルート 66 へ。ここは先日のルート 66 とは違って、本当に昔の姿をそのままに保存しているような場所なのです。
95そのルート 66 の途中にあるカフェ。ひとり旅なら確実に立ち寄りたくなりますね。
96メキシコかテキサスか……そんな風に思わずにはいられない、西部開拓時代の風景がここにあります。
97峠を越えた先にあるのが、鉱山の街 オートマン。まるで西部劇に使われそうな街です。ここはバイカーが集う場所としても有名。
98オートマンという街がどんな歴史を持っているのか、街そのものを象徴するかのような絵ですね。
99アメリカではかなり一般的な乗り物として利用されているバギー。
100こちらはオートマンのレザークラフトショップ。ハーレーが似合いすぎて申し訳ございません。
101ラフリンでの夜を過ごし、明くる朝、一行はラスベガスに向けてのラストランを始めました。こちらはラフリンから伸びる 15 号線。
102今回のツアーで最年少だった吉岡さん。初のアメリカツーリングの思い出を体に刻み込んだようです。
103こちらは二度めのアメリカツーリング参加という前田さん。前回とは違った感動があったとか。
104参加者中、最年長の 73 歳(!)の梶原さん。「また来年も参加したいね」
105「念願のルート 66 を走れて最高の思い出になりました」という柴多さん。
106さすがのパフォーマンスを披露してくれているのは、寺田モータースの吉岡専務。アメリカツーリングを心底楽しまれていました。
107はるか向こうに待つラスベガスへ向けてのラストラン。本当はまだまだアメリカを走っていたい……ですよね。
108総走行距離、約 1300 キロ! 皆さん、本当にお疲れ様でした。また来年、みんなでアメリカに来たいですね! See you!
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