VIRGIN HARLEY | ケミカルを活用してハーレーをピカピカに!お手軽リフレッシュ法【後編】 特集記事&最新情報

やっぱりハーレーは見た目が大事! そうはいっても、「磨くのって技術がいるんじゃない?」、

「これといったノウハウがなくて……」と、愛車磨きに四苦八苦しているハーレーオーナーも多いことだろう。

そこで今回は、バイクいじりの専門誌「モト・メンテナンス」副編集長にして、

ハーレー・スポーツスターXL883を所有する栗田 晃氏にご登場いただき、

「手軽にできるハーレー・リフレッシュ法」についての手法やオススメ・アイテムなどを指南してもらおう。

バイク乗りの定番アイテムでお手軽ケミカルを実践しよう

もはやライダーにお馴染みとなった定番ケミカルアイテム「花咲かG」。そのコミカルなネーミングに似合わず、タンクやフェンダーをはじめ、ヘッドライトにテールランプ、サイドミラーの裏側など、ありとあらゆる箇所の汚れをそぎ落とす強力な万能ケミカル剤だ。さらにポリッシュ効果もあるので、磨いた表面にツヤまで蘇らせてくれる。これ一本あれば、車輌のほとんどの部分を磨くことができるし、バイク用品店ならほぼ確実に入手できるのもメリット。ケミカル初心者には心強いアイテムだ。

栄技研 花咲かG【商品をCHECK!】

 

事前に軽く汚れを落とし、乾いたタオルに出して塗っていく。わずかな量でも驚くほど伸びるから、一本で長持ちするのがウレシイ。

微量でも驚くほど伸びる!

事前に軽く汚れを落とし、乾いたタオルに出して塗っていく。わずかな量でも驚くほど伸びるから、一本で長持ちする。

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そのままタオルでゴシゴシと磨いていく。こびりついた汚れも粘り強く落としていくのが手に取るようにわかる。

粘り強く磨いていこう

そのままタオルでゴシゴシと磨いていく。こびりついた汚れも粘り強く落としていくのが手に取るようにわかる。

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うっすらとだが、フェンダーに指が写り込んでいる。ポリッシュ効果もあって触り心地もかなりグッド!

バツグンの仕上がり!

うっすらとだが、フェンダーに指が写り込んでいる。ポリッシュ効果もあって触り心地もかなりグッド!

その効果はまさにマジック!新品同様の輝きが取り戻せる

以前本サイトのパーツインプレッションでも紹介した、ステンレス製マフラー専用の焼け取りクリーナー。排気熱によって茶色く変色したマフラーは、よく言えば味があるが、やはり銀色に輝いている方が圧倒的に美しい。酸性の溶剤なのでゴム手袋の着用は必須、作業中は酸の強い匂いが鼻をつく。しかしそれだけに効果も強力で、マフラーを握り締めるように磨いていくと、徐々に表面が鏡のような輝きを取り戻していく。「新車のようなマフラーになる」という文句は決して大げさではない。

ヨシムラ ステンマジック【商品をCHECK!】

 

まずは表面についている泥や砂を洗い流す。当然ながら、きちんと洗車してから作業に入る方が好ましい。

水洗いで泥を流す

まずは表面についている泥や砂を洗い流す。当然ながら、きちんと洗車してから作業に入る方が好ましい。

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磨く面に溶剤を塗ってから、マフラーを握り締めて磨いていく。作業が進んでいくにつれて、少しずつ銀色に輝いていく。

握り締めて力強く磨く

磨く面に溶剤を塗ってから、マフラーを握り締めて磨いていく。作業が進んでいくにつれて、少しずつ銀色に輝いていく。

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左右のマフラーの色を見比べると一目瞭然。細かなサビ取り効果もあるので、徹底的に磨けば当分その輝きを維持できるだろう。

まるで新車のマフラー!

左右のマフラーの色を見比べると一目瞭然。サビ取り効果もあるので、徹底的に磨けば当分その輝きを維持できる。

シートの張りを取り戻す高級感あふれるクリーナー

デイトナから登場したブランド「アルティシャイン」のバイクシート専用クリーナー&ツヤ出し剤をチョイスした。キルティング地や縫地のくぼみに入った汚れを浮き上がらせて落とし、さらに紫外線等による劣化防止の効果もある。今回使用したXL883は黒いシートだったが、ほかの色のシートならその効果をより実感できる。バイクシートは頑丈にできてはいるものの、それでも直接ライダーを支える負荷の大きいパーツだ。愛車と長らく付き合っていくうえでも、大切に保護してあげたい。

デイトナ アルティシャイン シートクリーナー【商品をCHECK!】

 

水で濡らせたタオルなどで、表面についた汚れを軽く拭っていく。ゴシゴシ拭いてしまうと逆にシートを痛めてしまうので注意。

濡れタオルで湿らせる

水で濡らせたタオルで、表面についた汚れを拭っていく。ゴシゴシ拭いてしまうと逆にシートを痛めてしまうので注意。

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乾いた布に適量の溶剤を垂らし、シートの隅々まで磨いていく。その際、溶剤が縫い目に入り込むよう細かく擦っていこう。

縫い目まで細かく磨く

乾いた布に適量の溶剤を垂らし、隅々まで磨いていく。その際、溶剤が縫い目に入り込むよう細かく擦っていこう。

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磨き終えたら陽光と風で自然乾燥させる。擦ったタオルが黒ずむなど、汚れもきちんと落ちるうえ、シートのツヤも見事に蘇った。

シートにツヤが蘇った

磨き終えたら陽光と風で自然乾燥させる。擦ったタオルが黒ずむなど、汚れもきちんと落ちるうえ、ツヤも見事に蘇った。

ハーレー磨き完了!

たったこれだけのことを施してやるだけで、今回のXL883のようにあなたの愛車もきっと美しい輝きを取り戻せる。「洗車やケミカルは苦手」、「愛車を磨いたことがない」という人にこそ、今回紹介したアイテムややり方のいずれかをぜひ試してみてほしい。きっと愛車への愛情も一層深まることだろう。そして、まもなく訪れるツーリングのベストシーズンを気持ちよく迎えよう!