掲載日/2014年1月29日
1980年2月に設立され、
来月で34周年を迎えるクリスタルオート。
もとはアメ車をメインにしながらも、
現在はハーレーショップとして名を馳せ、
チューニング技術にも定評がある。
もともとはアメ車をメインにしたショップでしたが、お客さんからの要望が増えたことやプライベートで自分もハーレーに乗るようになったことをキッカケに、2003年10月からハーレーの取り扱いも手がけるようになりました。と言ってもいきなりはじめたのではなく、その前に一年間勉強をして、さらに整備環境を整えたうえでのスタート。ハーレーのインジェクションチューニングをはじめたのは、2006年初頭ですね。それまでアメ車ではキャブレターとインジェクション、またハーレーでもキャブのチューニングをやってきたので、ハーレーのインジェクションのチューニングも抵抗なく対応することができましたよ。
当店ではインジェクションチューニングだけでなく、インジェクションからキャブレターへのコンバートも行っています。キャブレターはしっかりセッティングを出してやれば、しなやかさとレスポンスにおいてはインジェクションよりも優位だと思っています。対してインジェクションは、柔らかい乗り味で、純正でも十分しなやか。さらにチューニング次第でどのようにも変えられる。こちらの方が万人向けだし、はるかに進んでいます。個人的にはキャブレターの方が好きだけど、一般的に見てもインジェクションが劣っている点はないですね。
チューニングにおいて、よく「インジェクションチューニングやシャーシダイナモがあれば、勘などは必要ない」と言われるけど、実際には勘はやっぱり重要。デジタルだろうがアナログだろうが、やり方が違うだけで求めるところは本来同じなんです。だからアナログで培った技術や勘はデジタルでも応用できるんです。
設立から30年以上、ハーレーだけでなくアメ車でもキャブとインジェクションチューニングの両方をやってきた当店だからこそ、チューニングには絶対の自信があるんです。