掲載日/2014年1月29日
関東で最大を誇るメガディーラー ハーレーダビッドソン昭和の森には開店当初からシャシーダイナモがあり、チューニングを得意としていた。そして一年前にはダイノジェットを導入し、より充実したメニューを実現している。
2005年の当店設立時からシャーシダイナモは設置していました。そしてハーレーがインジェクション化したのを機にチューニングもやりはじめましたが、ダイノジェットを導入したのは2013年12月。「ディーラーはチューニングをしない」というイメージを持たれている方が多いかと思いますが、チューニングというのは決して過激なことだけを指すのでありません。今まで当店では数百台のハーレーをチューニングした実績がありますが、そのなかの多くがじつはノーマルエンジンです。ノーマルマフラー装着車両でもフィーリングや乗り味などのセッティングはできますし、「加速は良くしたいけれど、高速での燃費は良くしたい」という要望にもインジェクションなら応えることが可能です。
他にも自分でカスタムしたり、ネット通販などでパーツを買って取り付けられたお客さまなどのパワーチェックもよく承ります。カタログなどでは「セッティング不要」と書いているけど、本当に大丈夫なのかと不安がられる方は多いですね。実際、そのままつけて大丈夫なことはほとんどないですが(笑)。もちろん他店でチューニングした方も大歓迎ですよ。
インジェクションの利点は、なんといってもキャブ車と比べてトラブルの数が圧倒的に少ないこと。燃費も良いですし、セッティング次第では100馬力を出しつつ燃費を良くするなんてことも可能です。例えば私ですが、一台のハーレーを「公道で走れる普段使い」と「ドラッグレース仕様」という2通りに使い分けています。それぞれのセッティングはまるで違うのですが、2通りのマッピングデータを用意しておけば、シャーシダイナモを用いてのセッティング変更をするだけで異なる仕様へとカンタンに変えられるのです。乗りやすくすることを目的にセッティングを変えるという意味ではビギナーや女性ライダーにオススメですし、私のような使い分けをするのにも適しているので、うまく活用していただきたいですね。
インジェクションチューニングはお客さま一人ひとりの要望によって、本当にいろいろなセッティングができます。予算内での相談も承っていますし、ノーマル派もカスタム派も、いろいろなハーレーライダーに来ていただきたいと思っています。