掲載日/2013年6月19日
ヤマハ SRなどの国産バイクの販売やカスタムをメインに手がけてきたモーターガレージ グッズが近年力を入れているのが
ハーレーの販売。今年に入ってからはシャシーダイナモを導入し、
ハーレーを取り巻く体制は万全だ。
もともとSRなどの国産車の販売やカスタムをメインでやってきましたが、ハーレーを販売するときにインジェクションが避けられない壁としてありました。そこで、今後ハーレーをきっちりやっていくにあたってシャシーダイナモを導入することになりました。今後、それらの知識をお客さんに還元していこうと考えています。
当店ではハーレーのお客さんはマフラーのみようなライトカスタムが多いのですが、じつは純正ハーレーはエンジンの常用域でパワーが落ちているので、そうしたモデルこそが変化を体感しやすいのです。つまり最高出力80馬力を85馬力にするよりも、常用域の30馬力を35馬力にしたほうが分かりやすいということです。
また、もともとインジェクションモデルはガソリンが薄く設定されていてエンジン温度が高いのですが、マフラーを換えると温度はさらに上がります。それをチューニングによって適正な空燃比に変更することで、エンジン温度を下げることができる。そうすると、結果としてエンジンは長持ちする。つまりハーレーに長く、大切に乗りたいと思っているなら、チューニングは絶対に必要なんです。
マフラーを換えただけでそのまま乗っている人は、多くが「ハーレーってこんなものか……」と思っていますが、それは間違い。インジェクションチューニングはだいたい10万~15万円ほど掛かります。それだけ見るともちろん安くはないですが、200万円する車体価格に15万円をプラスすれば本来のパワーが得られると考えれば、決して高くはないと思います。
せっかくハーレーダビッドソンというバイクに乗るのだから、鼓動や乗り心地はらしいものにしたいですよね。そのうえでまず着手すべきと考えたのがこのインジェクションチューニング。自分たちがより良いものだと自信をもってオススメしますので、ご興味があるハーレーオーナーの方には、いろいろ聞きに来てもらいたいですね。