FLHX究極のハイエンドモデル
違いを生み出すオリジナリティ満載
2006年のデビュー以来、シンプルながらパワフルかつツーリングモデルにふさわしい走りが楽しめるモデルとして地位を築いてきた FLHX ストリートグライド。昨年、その FLHX のCVO版モデル FLHXSE が登場したが、今回さらに装備の充実を図ったハイエンドモデル FLHXSE2 CVO ストリートグライドが誕生した。昨年モデルと同様にツインカム110エンジン(排気量1,801cc)に油圧式リアショックアブソーバーの採用など、一見すると大きな変更がないように見えるが、前後タイヤとも18インチから19インチに設定変更を行い、直進安定性の確保を実現。さらに今や多くのモデルに搭載されるようになっているストップランプ一体型LEDリアウインカーの装着、そしてB&S入りの8GB iPOD nano および専用接続ドックが付属するなど、よりスケールアップした点が見逃せない。またカラーバリエーションもクリムゾンやオレンジ、グリーンなどバリエーション豊かになった。タンクに輝くスクリーミンイーグルのエンブレムも個性を際立たせる。FLHXシリーズの究極形とも言えるモデル、ツーリングはもちろん、その名にあるとおりストリートを疾走しても絵になる。 |
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日本人の色彩感覚にはない
個性派のカラーに魅力が潜む
FLHXSE2 CVO ストリートグライドの魅力としては、従来どおりの豪華な装備はもちろんですが、今年は見た目の迫力が昨年モデルよりも増した感があります。特にカラーリングについては、グリーンにオレンジ、シルバー、クリムゾンと、日本人の色彩感覚にないものが施されており、それでいて高級感が漂っているというのはさすがの一言。最大出力100Wアンプと6スピーカーからなるアドバンスオーディアシステムは音量を最大まで上げても音割れすることはありませんし、8GB iPod nanoおよび専用接続ドックが付属している点などを鑑みれば、380万円という車輌価格はかなりお得じゃないでしょうか。ノーマルの FLHX をここまでカスタムしたら、この価格ではおさまらないでしょう。ストリートグライドを検討される方は、ぜひ一度この FLHXSE2 をご覧ください。
(ハーレーダビッドソン グッドウッド足立店 クロームコンサルタント 佐藤 博樹氏)