さらなる進化を遂げた 1970年代にアメリカのボードレースで活躍したXR750をモデルに、昨年登場したXR1200。早くもそのグレードアップ版ともなるXR1200Xが鮮烈デビューを果たした。ぱっと見ただけなら「全身がブラックアウトしただけ?」と思われがちだが、そんなことはない。従来モデルの走行性能をよりアップさせているポイントこそ、XR1200Xの真髄だと言える。 | ||
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スポーツスターXL883Lの
価格を88万3,000円に変更
XL883C、XL1200Rとともにカタログ落ちしたXL883の最安値88万3,000円という価格は、XL883Lが引き継いだ。同モデルがより身近に感じられる設定になったと言える。
ECM(電子制御モジュール)
の位置変更
これまでシート下に収まっていたECM(電子制御モジュール)が、リアシリンダー裏側のダウンチューブへ移動。シート周りのカスタムスタイルに幅ができることだろう。
プレッシャーリリーフバルブを
オイルタンクへ追加
オイルタンク上部に追加することで、ベントラインに詰まりなどが発生して内部に過剰な圧力が発生した際、タンクの損傷防止のためバルブが開いて放出する仕組み。
サイドスタンドフレームブラケットおよびレッグのデザイン変更
駐車時の安定性をより向上させるため、車体の傾斜角度を増加させようとサイドスタンドのフレームブラケットとレッグの形状を変更した。以前にも増してバランスが良くなった。