VIRGIN HARLEY |  ファッションステップアップ 第4回 スケアクローカンパニーファッション講座

ファッションステップアップ 第4回 スケアクローカンパニー

  • 掲載日/ 2010年05月17日【ファッション講座】

【BEFORE】今回のファッション・チャレンジャー

バイクファッションの画像

あおさん

神奈川県在住 1976年生まれ 2000年式 FXDL ダイナ・ローライダー

神奈川から駆けつけてくれたあおさん、お馴染みオレ鉄の若手メンバーのひとりです。学生時代からバイクに乗っていたのが、あるとき前車のヤマハ V-MAXを手放したとか。しかしバイクに乗っていなかった時期は「魂が抜けた状態」だったそうで、見かねた奥さんの「憧れのハーレーに乗ってみたら?」という一言でハーレー乗りとして復帰されました。このローライダーとの付き合いも6年目になるそうです。現在結婚8年目の奥さんと、4歳と1歳になるお子さんがいるあおさん、「今こうしてハーレーに乗って楽しめているのは、優しい奥さんのお陰です」と感謝の言葉を忘れません(笑)。

カスタムについては、目指している方向性はチョッパースタイルで、HOTBIKE Japan編集部ナリタ氏のロナーセージカスタムのパンヘッド! 「小遣い制ではないんですが、なかなかカスタムに着手できずにいます。ただ、タイミングが合えば思い切りやっちゃっていますけどね」と笑顔で語ってくれました。そんなコアなハーレーマニアのあおさんを、これまでとちょっと違うスタイルに変身させてみましょう!

ショップスタッフの押し押し!ポイント

あえてバイク乗りらしくなくまとめてみよう!

バイクファッションの画像

塗装前の黒い車体が目を引くFXDLダイナ・ローライダーに乗るあおさん、赤いシャツやスニーカーを着用するなど、バイクとライダー(自身)をセットにしてコーディネートされているのが伺えます。特にハーレーというモーターサイクルはファッションとしての役割も担っていますから、ライディングスタイルはもっと自由で幅があっていい、というのが僕の考えです。これはスケアクローカンパニーというショップのオリジナル商品にも反映されていて、バイクに乗っても降りてもお洒落を楽しめるものを手掛けているんです。なので、今回はバイク乗りという固定観念に捉われず、楽しく街を歩けるようなポイントを多く取り入れてみましょう。

(スケアクローカンパニー / 代表 成澤 繁巳さん)

【AFTER】スケアクローカンパニー流コーディネート!

バイクファッションの画像
バイクファッションの画像
【左】1960年代のビンテージサングラスをイメージしたスケアクローオリジナルシェード。【右】年間通して着まわせるナチュラスサテンのKANSASジャケットと、インナーには生地の裏側を使用したやさしい模様が特徴のハワイアンシャツ。
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【左】カナダのブーツメーカーVIBERG社にスケアクロー独自のスタイルを企画・提案し別注したVIBERG ブーツ(スケアクロー・モデル)。【右】アメリカのブルハイドレザーとオルティガラグを使用したメッセンジャーバッグ。
バイクファッションの画像
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【左】キューバのカストロ議長のキャップを模して作ったスケアクロー・キャストロキャップ。【右】洗い込んだ後の色落ちがいい雰囲気を生み出すシャンブレーウエスタンシャツ。
バイクファッションの画像
【左】1950年代のシルエットをイメージし、耳付の生地で作ったスケアクロー・オリジナルストレートジーンズ。【右】イタリア製のタンスエードレザーを使用した新しいタイプのブーツ、スケアクロー・オリジナルキャバリエブーツ。

【REPORT】突撃!街行く女性に聞いてみました!

  • バイクファッションの画像

    ヒゲ妻さん

    パターン1は春らしい爽やかな色合いで、普段主人がしないチョイスなので新鮮でした。サイズがジャストだったら申し分なかったかな。あと2つめはもう少し遊びが欲しいですが、主人らしいパターンだと思います。(※あおさんの奥様です)

  • バイクファッションの画像

    小瀧奈緒美さん

    ハーレーダビッドソンシティ川越勤務 パターン1は頑張りすぎている感じがするかな。黒いローライダーなので、カラーリングをはっきり分けるよりもパターン2っぽく馴染ませている方が好きですね。こういうハーレー乗りが増えると楽しいと思います♪

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    花子さん

    ドラッグスタークラシック400所有 いい感じで変わった印象が強いですね。私の好みはパターン1かな。こっちの方はキレイな色が出ているアロハシャツや白いジャケットなどオシャレ感がありますね。要望を言えば、もう少しシンプルでもいいかな。

今回のポイントはココ!

いいものを選んで着こなすのがベスト
固定観念にとらわれず自由に楽しもう

バイクファッションの画像

2パターン着替えていただいたうち、ひとつめはスケアクローカンパニーが提案するアイテムを用いてコーディネートしたパターンで、ふたつめはあおさんが選んだ当店の製品をベースに着ていただいたパターンです。パターン1のポイントのひとつに挙げたいのがハワイアンシャツ。本来ハワイアンは原色系の強いカラーリングと模様が特徴的ですが、イギリスのブランドが手掛けたこのシャツは、あえて裏地を表に出して編んだ一品。ちょうど30代半ばを超えたあたりからファッションの好みが変わってくるかと思いますが、「たまには派手なものも」というときに、そうした個性を裏地に偲ばせる大人のチョイスとして着ていただきました。

ファッション全体の中にこうした個性を取り入れ、それからジャケットやブーツなど引き立てるアイテムを選んでいけば、非常にバランスのいい着こなしができるでしょう。あおさんチョイスのポイントはウエスタンシャツですね。一見地味ですが、シャツやジーンズ、ブーツ、キャップに“ヤレ”感が出てきたら一層味わい深くなります。今の年齢のあおさんにフィットしていると言えますね。

今回着ていただいたアイテムのほとんどが、スケアクローカンパニーが企画したオリジナル製品です。当店としては「ライダーはライダーらしく」という固定観念にとらわれず、いいものを選んで着こなせるよう取り揃えています。僕自身もショベルに乗っていますので、同じハーレー乗りとしてもっと皆さんにファッションを楽しんでもらいたいですね。

取材協力
Scare Crow Company

住所/東京都世田谷区深沢1-1-2
電話 & ファックス/03-57070689

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