所在地/東京都 職業/自営業 37歳
バイクは16歳のときから乗っていて、常にバイクがある生活をしてきました。これまでは国産系……ビッグスクーターにも乗りましたし、ゴールドウイングを所有していたこともあります。ハーレーに乗ろうと思ったキッカケは昨年、友人がハーレーを購入したのに触発されて、です。茨城での試乗会に連れて行かれて、そこで心は固まりましたね(笑)。
カスタムは、自分でやれるところを着々と進めている感じです。今、一番手を加えたいのはトリプルツリーですね。レイク角をつけてチョッパースタイルを強調したいなぁ。
バイクに乗るときのファッションで意識しているのは、“コテコテになりすぎない”ようにすることですね。街を歩いていても自然に見えるチョイスをしています。バイクは個性的になるようカスタムしているんですけど、僕自身は割りと自然体ですね。
東京はすっかり春の陽気になり、バイクの季節到来ですね。
今回ご登場いただいたアッキーさん、16歳から数々のバイクに乗られて、現在はハーレーにたどり着かれたようですが、だからこそ、ハーレーのイイところ、ワルいところが分かるってもんですよね。私も16歳から国産のバイクに乗っていましたので、親近感が湧いて来ます(笑)。きっとハーレーとの接し方も私と似ていたりして?
さて本題のファッションチェックですが、ヘアースタイルが“ビシッ!”と決まっていますね! ヘルメットで潰れないんですか? 私なんか“ワカメ”みたいにベターっとなっちゃいますよ(涙)。バイクに乗るときは“コテコテになりすぎない”ようにとのことですが、革チョッキや、スギちゃんみたいな袖なしGジャンのことを言っているんでしょうか?(笑) まぁ確かに、あのスタイルはお洒落なファッションとしてコメントできないですが、今回のファッションは街を歩いていても自然に見えるかな~?ただ、都心だとちょっとイカつく見えるかもしれませんね。かなり強面のアッキーさん、ヘアースタイルやサングラス、シルバーアクセサリー、そして袖に施されたフレームスのデザインが悪そうなイメージをより強めていらっしゃいますよね。
トップスとボトムスのデニムにデニム。これって合わせるの難しいんですよ。上下同系色に統一して、ツナギっぽく見せるとか、どちらかをヒッコリー柄にすると、かなり見栄えが変わると思います。バイク雑誌の広告に掲載されたアパレルアイテムは、ワイルド感や悪っぽいイメージを演出させる商品が多いので、そこからセレクトすると結局は皆同じようなスタイルになってしまいます。一方でファッション専門誌を見ていただければ分かりますが、バイク雑誌に掲載されているアパレルブランドはほぼ皆無ですよね。その理由は、バイク雑誌だとバイクが主役なのに対し、ファッション誌はヒトが主役だからです。アッキーさんは30代後半ながらかなりスタイルが良いので、前回の当講座でもお話しさせていただきましたが、テレビや雑誌などの一般メディアなどで芸能人の方々が着ているようなファッションを取り入れたら、かなりイメージが変わってくるかと思います。インナーに明るい色を取り入れてアクセントにしたり、いろいろ挑戦してみてください!
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】