45歳
もともと古いスポーツスターが好きで、ヴィンテージのスポーツを専門に手掛けているショップ Sporty Garage で車両を購入しました。ヘルメットはバイクと年代の近いものにして統一感を大切にしています。服もヴィンテージのものを集めていて、最近 GOODYEAR の古着にこっています。あとはブルーが好きなので、バイクのカラーリングもブルーを選びました。服や小物も青系のものを選んでいるので、どんどん増えてしまってます。
服のこだわりは、当たり前のことなんですが冬は暖かく夏は涼しく! 今日は寒かったので中にダウンベストとパーカーを着こんでいますよ。暖かいけど着ぶくれしないように気を付けています。夏はTシャツ一枚で乗ったりしていますね。気温とうまく付き合いながら、バイクに快適に乗れることを考えています。普段からバイカーらしいライダースとかよりも、ラフに乗れるカジュアルなスタイルが好きですね。自分のバイクとの見た目のバランスも大事にしています。
3月も中旬になると関東の気候は暖かいバイク日和が増え、バイク乗りには嬉しい季節になりましたね。
さて今回ご登場いただいた中条さん、ヘルメット着用で撮影されていますが……ということは、ヘルメットも含めて見てくれ!ということでしょうね(笑)。オーナーの解説を見ると、愛車の年代に近いモノだそうですが、そのこだわり私は好きです! 現行のヘルメットでもヴィンテージ風なモノが多数出回っていますが、やはり当時のモノと比べちゃうとこだわる人には“ナンチャッテ”のまったくの別物! 高年式の車両を3拍子にするような感じで違和感あるよね。
ブルーグレーのアウターに、クレイジーパターンのボトムスでコーデ。インナーもぜひ拝見したいので、毎度ジャージーさんにインナーの画像も!とお願いしてるのに、この結果(涙)。ファッションは、アウター/インナー/ボトム/小物など、トータルのアイテムの露出が少ないと、お洒落感が薄くなります。だからと言って、アイテム数を増やし、重ね着などでお洒落っぽくコーデしても、たった1点のアイテムが命取りとなり全体のバランスを崩す事も。アイテム数が多いとコーデ失敗のリスクも高くなりますね。ですから、どんなに考え抜いたコーデでお洒落にまとめても、アイテム数が少ないコーデだとお洒落感は薄くなります。逆に言えば、アイテム数が増えれば増えるほど、コーデセンスに腕が必要になるんですよ。
今回の中条さんのファッション、素人が見たらお洒落感が薄く感じるんじゃない? ジャージーさんとか……(笑)。アウターのカラーのチョイスがイイね。で、このアウターに普通の人ならインディゴカラーのジーンズでコーデするところでしょうが、それだと上下が青系でツマラナイ。そこをクレイジーパターンのパンツで遊びをプラス! 足元のブーツなんかサンドベージュをチョイスするなんて、これチェンジペダルで汚れるよ? でも、私は好きだなぁ。汚れを気にせずお洒落を優先して楽しむって。黒のブーツだったら、今回のコーデは足元が重い印象になるからね。
ハーレー乗りに限らず、多くのバイク乗りって、「汚れるから黒色を着る(または履く)」という理由を耳にするけど、バイクに乗るだけなら白色系じゃなければ、汚れなんてそんなに目立たないと思います(実際は汚れているけど)。むしろ、多くの人が黒を選ぶ理由はみんなと一緒が安心、コーデが楽、逆にそれ以外のコーデに自信がない、できない……なんて風に勘ぐっちゃいますね。ショルダーバッグも差色に赤を取り入れてアクセントになっていいね。
今回はインナーのコーデが見れなく残念だけど、全身のコーデは上手くまとまっていると思うなぁ。欲を言えば、アウターのサイズが若干大きいかな? ワンサイズ下の方が、現代流のサイジング。ただ、このコーデはまったく男の色気が感じられず(笑)。色気をプラスするのもいいですよ。絶対女性ウケがいいから(笑)。えっ? ウケなくていい? 私は中条さんと同年代ですが、女性ウケは気にしてますよ~~(笑)。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】