桜も咲いて、いよいよ暖かくなってきましたね。春は出会いと別れの季節、このファッション講座もいよいよ今回が最終回となりました。開始以来2年以上、たくさんのアクセス、また直接「デビルアロー」へのご来店も頂きました。本当にありがとうございます。そして、バージンハーレー編集部の皆さんにもお世話になりました。ありがとうございます。
バイクはクルマと違って、オーナーのファッションが丸見えな乗り物です。バイクだけカスタムに夢中にならず、乗り手もオシャレに気を遣って欲しいと思い、このコーナーに協力させていただきました。せっかく格好いいバイクに乗っているのに、センス無い服ではもったいないですよね。オシャレをするだけで、普段走っている道の印象が変わったり、普段はいかないお店に立ち寄ったり、異性から告白されたり…(笑)。そんなバイクライフって素敵だと思いませんか。このファッション講座がその一助となっていれば幸いです。なにぶん物書き素人の斜め書きゆえ、わかりづらいところも多々あったかと思います。お許しください。
ではでは。ラスト・ファッションチェック、いってみましょう。
myさん / フリーライター KAWASAKI W650
機能性のあるライダースジャケットに、春を意識させるライトピンクのパーカをコーデ。アウター・ボトムス・キャミがダークカラーで重たいため、インナーはもっと明るくて良かったかも。キャミソールは女性らしさが出ますが、首元が開いてチョッと寂しいです。ネックレスやストールでアクセントをつけるといいかな。
ますたぁぴぃすさん(43)/ 革職人 Harley-Davidson FLSTC
アースカラーのアウターは、カモフラージュ柄がハッキリしていないため、着回しの幅が広くコーディネイトしやすいですね。濃色ジーンズとも相性抜群。全体的にカラーコーデにメリハリをつけて、とってもお洒落な感じにまとまっています。黒中心コーデが多い、他のハーレー乗りとうまく差がついていますね。
松野 泰弘さん(35) / 僧侶 BMW R60/6
ハードな印象になりがちな上下レザーのコーデ。ただ松野さんの場合、ストールやハンチングなどの巧みな小物使いの効果で、ハードさを緩和していますね。アイテムのセレクト&カラーコーデは文句無しにお洒落さんですよ! ここまでトレンドを意識せず、オシャレ感を演出するのは難しいのですが、上級者スタイルを見事に実現されています。
小野 泰裕さん(28) Harley-Davidson XL883L
バイク乗りは、初春でも冬用アウターを着ている人が多いと思います。ただし冬用のダークな色目だと、お洒落さんに見せるには困難。こちらのアウターは裏ボア付で保温性は抜群ながら、カラーリングは春を意識させるターコイズブルーなのが○。こんなスタイルでバイクに跨れば、フルカスタムのバイクの方より目立っちゃうかも!?
ジャージーさん(33) / VIRGIN HARLEY.com 編集部員 Harley-Davidson XL1200R
第一印象は、シンプルにまとめ過ぎて地味。レザージャケットのインナーに着用しているインディゴブルーのシャツとジーンズのカラーリングが繋がってしまい、オシャレ感が全く出ていません(涙)。ボトムスは茶系のベイカーパンツ等に変更するか、インナーに春を意識したカラーリングを取り入れるかでガラッと表情が変りますよ。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】