VIRGIN HARLEY |  ファッションチェック2008年8月編ファッション講座

ファッションチェック2008年8月編

  • 掲載日/ 2008年08月11日【ファッション講座】

バイクファッションの画像

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

茹だる様な暑さが続いてますが、みなさんバイクは乗ってますか?
私も乗ろうと思うのですが、走行距離があまり伸びません。走るのは早朝や夕方なんて方も多いと思いますが、だからといってファッションはどうでもいい! なんてことはありません。バイクと一緒にライダーも格好良く。誰も見ていなくても…それが格好いいんです。さて無駄話はこのくらいにして、さっそくファッションチェックをいってみましょう。

Riders Style01

バイクファッションの画像

Jayさん(44) / 会社員 Harley-Davidson FXST

COOLな着こなしは◎
季節のカラーも取り入れて!

綿秡アドバイス

ポケットのディテールが特徴的なM-65タイプのジャケットに、ヴィンテージ感漂うインディゴカラーのジーンズが相性抜群。インナーの派手めなデザインもいいですね。これくらいのインパクトあるインナーだと、アウター類が地味目でもバラウンスが取れます。惜しいのは、カラーリング。秋冬のイメージなので、季節感が欲しかった。

バイクファッションの画像
【左】“Harley-Davidson”のロゴマークが付いたCapは悪くは無いのですが、私的からの意見ですとバイクがハーレーで、それだけでインパクトあるので少し控えたいなぁ。【中央】刺繍・プリント・スパンコールを施し、独特な存在感を主張したTシャツはシンプルなアウターのインナーには最適ですね。【右】タイトなシルエットのジャケットは、ライディングポジションが窮屈になりますが、この様にアクションプリーツがあると窮屈感が和らぎます。

Riders Style02

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ドゥさん(33) / 会社員 ホンダ XR250

シンプルにコーデが上手い
ブラックのインナーが惜しい!

綿秡アドバイス

ロングスリーブシャツにブーツカットのジーンズ、ヘッドウェアはハンチングでコーディネイト。全身のサイズ感もバッチリでオシャレにまとまっていますね。1つ惜しいのはインナーのブラックカラーのTシャツが重いこと。ライトカラーをインナーに合わせるとカラーコーデが一段とアップしますよ。バイクとのミスマッチな感じが面白いですね。

バイクファッションの画像
【左】ロングスリーブシャツは、この季節の日焼け対策にバイク乗りには必須アイテムです。暑ければロールアップした着こなしも出来るし、 ミリタリー調のデザインもスタイリッシュですね。【中央】ウエストバッグもカラー、デザインと全身のバランスを崩すことなく上手くコーディネイトしています。【右】程好い加工が施されたジーンズのカラーも夏の季節にはピッタリ。レングスも問題ないですね。ブーツがチェンジペダルで傷付かないか心配です(笑)

Riders Style03

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宮本 現輔さん(27) / 会社員 Harley-Davidson XL1200R

アウターがブラウン系なら
さらにオシャレ度UP!

綿秡アドバイス

M-65タイプのアウターに、ボトムは茶系のコットンパンツ。インナーの衿ぐりデザインは、VやUネックなど開きが深いデザインの方がスッキリ見えたかもしれません。ちょっと惜しい。あと、ビーニのようなへッドウェアを取り入れると、オシャレ感がアップしますよ。全体の印象が茶系なので、アウターもダークな茶系の方がまとまったでしょう。

バイクファッションの画像
【左】M-65タイプのスウェット素材は珍しいですね。伸縮性もあってシワになりにくく、バイク乗りにはウレシイ素材です。サイズ感もちょうどイイですよ。【中央】カジュアルかつスポーティーな印象のTシャツは、サックスカラーが爽やかです。胸元のデザインも派手では無いけどインパクトありますね。【右】ウエストバッグは大きすぎず全身のバランスに合っているサイズですね。手首にはレザーのブレスを2本重ね付けし、ボリューム持たせてイイ感じです。

Riders Style04

バイクファッションの画像

林 健一さん(37) / 会社員 Harley-Davidson FLSTF

さらっと羽織れるシャツを
取り入れてみて!

綿秡アドバイス

ヴィンテージ感を演出した、擦れた感じのプリントデザインのTシャツにインディゴカラーのジーンズ。超シンプルなコーディネイトだからこそ、ネックレスやブレスレットは必須アイテムです。オシャレ感を演出するならアウター替わりにシャツを羽織ってみては如何でしょうか?ガッチリとした体型にファットボーイがお似合いですよ。

バイクファッションの画像
【左】ガッチリとした体格なので、チェーンの長さがちょっと短く苦しそうに見えます。全身がシンプルなのでネックレスのヘッドは、もっとボリュームがあるデザインでもイイですよ。チェーンも長めがスッキリしたでしょうね。【中央】このくらいボリュームあるブレスが手首に良いアクセントになっていますね。【右】艶っぽいパイソン柄のウエストバッグは今回のコーディネイトには、チョッと浮いているかな?ベーシックなデザインの方が良かったと思うなぁ。

Riders Style05

バイクファッションの画像

109さん(42)/ 会社員 Harley-Davidson FXSTS

ライトカラーを取り入れて
もっと夏っぽさを!

綿秡アドバイス

ユーズド加工が施されたジャケットにベージュカラーのパンツでコーデ。黒と茶色って意外と色合わせが難しいんです。ボトムはグレー系とかインディゴブルーのジーンズの方が、ブラックカラーのジャケットには相性が良かったと思います。ヘアスタイルもファッションの一部なのでヘルメットで乱れた髪は、ヘッドウェアでカバーしましょう。

バイクファッションの画像
【左】ジャケットから覗くTシャツのプリントはイイ感じですが、夏ですからアウターとインナーがブラックカラーだと余計暑苦しく見えてしまうのでインナーはライトなカラーを差せばガラッと印象が変わりますよ。【中央】アウターを脱ぐと、夏場は超シンプルなコーデになってしまうのでアクセサリが寂しさを解消してくれます。ボリュームもあってインパクトありますね。 【右】ウエストバッグはレザー素材に“スコーピオン”をモチーフにしたスタッズが新鮮です。世間では“スカル”モチーフが多すぎますから“人と違った物を!”と思う方には良いセレクトです。主張しすぎない小振りな大きさもコーディネイトしやすく重宝しますね。
講師プロフィール
綿秡 幹哉(Mikiya Watanuki)

1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。

取材協力

国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。

【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】

お問い合わせ/info@devilarrow.com
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