7月。いよいよ夏も本番ですね。あまりの暑さについついTシャツ1枚なんて人もいるかもしれません。でも、Tシャツ1枚のほうが暑いですし、スタイルでもオススメできません。今回のファッションチェックは撮影が6月だったので、みなさんやや厚着ですが、コーディネートや色使いなんかを参考にしてください。例えば同じようなデザインでもメッシュ素材を選択することで、応用できますから。さて。それではファッションチェック、行ってみましょう。
toshizoさん(33) / 経営者 Harley-Davidson FXST
シンプルなブラックカラーのハーレーにお乗りのtoshizoさん。このバイクにウェアもブラックカラーでは見た目がハードで重たく見えてしまうところですが…。フロントZipのブルゾンに、リメイクジーンズと、あえてブラックカラーを取り入れない、だけどハーレー乗りらしさを意識した着こなしに仕上がっています。
ほんちゃんさん(28) / 会社員 YAMAHA VMAX
全身の印象が“パッ”としてないように思います。おそらく原因はアウターのカラーが、春夏の季節には重いからです。ブラウン系ならベージュカラーやキャメルカラーなど、ライトなカラーリングならボトムのカラーと相性が良かったハズ。Tシャツも中心にプリントが施された物なんかをあわせると、グッと良くなっていたと思いますよ。
川端 誠司さん(32) / 会社員 BMW R1200ST
シャツタイプのフロントZipブルゾンにインディゴブルーのジーンズでコーデ。全体のウェアーのデザインがシンプルで色目も寂しいですね~。インナーのホワイトカラーも悪くは無いけど、思い切って派手目なレッドやイエローカラーをインナーに差すだけでイメージが変わりますよ。Tシャツ以外に薄手のシャツという選択もアリです!
青木 武史さん(30) / カメラマン YAMAHA FJR1300
控えめな配色のラグランスリーブTシャツにボトムは迷彩柄のパンツ。アウターを羽織っていない為、全体の印象が寂しいです。ボトムが迷彩柄でインパクトがある為、トップスは控えめがセオリーですが、余りにもTシャツがシンプル過ぎます。半袖シャツをレイヤードして見ては如何でしょうか?見た目の印象がガラッと変わりますよ。
綿秡 幹哉(42)/DevilArrow Harley-Davidson XL1200R
テーマは“バイクに乗らない人が、普段着で着るオカバイカー・ファッション”(笑)。シープレザーの柔らかい素材のダブルジャケットは、春夏にピッタリなホワイトカラーを。ボトムはブリーチ加工が施されたスリムパンツをブーツイン。すべてタウンユースとしてデザインされたアイテムです。バイク乗りのハード感を和らげてみました。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】