6月。これからは梅雨と、ライダーにとっては嫌な季節ですよね。
しかも雨だけではなく暑かったり、寒かったりと着る物にも困ります。今回のファッションチェックでも、みなさんいろいろと工夫をされていました。こういった時期は重ね着をして調節できるスタイルが基本ですが、重ね着はテクニックも必要です。今回のチェックではその辺りに注目してみてみてくださいね。
Jayさん(44) / 会社員 Harley-Davidson FXST
インディゴのブーツカットデニム以外は同系色でまとめ、デニムのヴィンテージ感が強調されていますね。ハーレー乗りの方によく見掛ける、ワッペン付けたデニムベストやレザーベストとは一味違う個性が感じられるのが好印象です。毎回言っていますが、ヘッドウェアがあるとさらにスタイリッシュになっていましたね。惜しい!
石引 卓さん(24) / カメラマン HONDA XR250
薄手のアイテムを重ね着し、防寒性はバッチリ。しかし全身のコーディネイトが寂しい印象ですね。オシャレ感を演出するなら、春を意識したカラーを取り入れましょう。スタンドカラーのM-65ジャケットのインナーはトラックジャケットよりスウェットパーカがオススメ。フーデッドタイプのインナーと相性が良くトップスがスタイリッシュにまとまります。
安井 飛鳥さん(23) / 学生 KTM DUKE
全身をモノトーンで統一し、トラックジャケットから覗くインナーのフォトTシャツの艶っぽさがイイ感じです。シンプルなコーディネイトなので、小物を効かせてビーニなど被るとより一層オシャレ感が出ますよ。バイクに乗ってるから仕方が無いって言えばそれまでですが、ライディングブーツが今回のコーデで浮いているのが惜しいです(笑)
小野 泰裕さん(27) / 会社員 Harley-Davidson XL883
レザージャケットに、スウェットパーカにTシャツ。ボトムはライトなインディゴカラーのデニムでコーデ。春らしい上品なホワイトレザーが、タウンユースでも違和感無く、ハード(レザー素材)な印象を和らげていますね。スニーカーもレザージャケットと合わせ、白を効かせてスマートに魅せてますね。上手く着こなされていると思いますよ。
田口 一守さん(23)/アーティスト HONDA シャドウ400
M-65ジャケットには、パーカが好相性。ブラックカラーのアウターにホワイトカラーのパーカを合わせて、モノトーンコーデが完成し、クールな印象に。トップスはタイトに、ボトムスはルーズに、あえてサイズアップしたデニムを腰履き。R&Bシンガー、ブラックアイドル「Omarion」ファンというだけにB系スタイルが決まってますよ!
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】