いよいよ暖かくなってきた3月。とはいえ、バイクに乗るとまだまだ寒いですね。ツーリングなどではしっかりとした防寒対策が必要です。今回のファッション撮影でも、まだまだみなさん防寒重視でした。この記事が掲載される頃とはやや違いがあるかもしれませんが、ツーリングする際などのご参考になればと思います。それではファッションチェック、いってみましょう。
西山 秀樹さん(37) 飲食店経営/俳優 Harley-Davidson FLHR
ハーレー乗りは全身黒づくめが多いですが、西山さんはインナーに差し色やアクセサリを取り入れるなど、他の方とは差別化を行っているのが好印象。防寒中心なためスタイリッシュとはいえませんが、できる限りのオシャレを楽しんでいるのがいいですね。
松野 泰弘さん(34)/僧侶 BMW R90/6
ブリティッシュな雰囲気のコーディネートが素敵ですね。BMWの旧車とファッションがトータルで似合っていますよ。ヘッドウェアーのハンチングも全身のコーディネイトとバランスが良く、街中でも一切の違和感のないお手本的な着こなしです。お尻までスッポリ隠れた着丈が長いレザージャケットは、防寒面でも活躍してくれそう。
小笠原 征夫さん(63) Harley-Davidson FXDL
全身をダークカラー中心にコーディネートしているため、全体の印象でやや個性に欠けますね。バイクを降りたときにはジャケットの前を空けて、インナーのプリントやアクセサリを見せるなどしたいところです。またキャップなんかを取り入れてもいいでしょうね。小笠原さんはスタイルもいいので、ちょっともったいないですよ。
橋口 真一(32)/自営業 Harley-Davidson VRSCDX
防寒対策のためのインナーのニットですが、ライダースとの相性は悪いかも。上下レザーでハードな印象でキメるなら、とことんハードにした方がイイですね。ハードにするか、ハズシを入れるかハッキリさせましょう。またジャケットは体型に合っていますが、チャップスは大きすぎです。体に合ったサイズをセレクトするのは本当に重要ですよ。
土佐林 寛さん(40)/大工 Triumph DAYTONA
最近、ダメージのないキレイめデニムが注目されています。土佐林さんもさっそく取り入れてますね。ここはポイントが高いですよ。前回ご登場の際 はウェアのサイジングがイマイチでしたが、今回はバッチリです。コーディーネートは差し色にブルー系のインナーがポイントになって単調にならず、全身のバランスはイイ感じです。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】