第1回 ご注意ください
現代のハーレーは毎日整備をしなくても故障はしません。けれど、最新のクルマほどメンテナンスフリーになっているわけでもありません。
現代のハーレーは毎日整備をしなくても故障はしません。けれど、最新のクルマほどメンテナンスフリーになっているわけでもありません。
オイルの役割は下記の5点があります。ほとんどの方が、この中で数点しかご存知なかったのではないでしょうか。潤滑、冷却、清浄作用はご存知でも、密封、クッションはなかなか難しい、というよりマイナーな存在ですからね。
前項で「オイルの働き」についてご紹介させていただき、なぜオイル交換が必要なのかについてはおわかりいただけましたでしょうか。
この項で紹介するのはプライマリーオイルとミッションオイルの交換作業です。この作業にもそれなりのコツと作業中のチェックポイントがあります。我々メカニックが作業の際にどんなところに注意しているのか、皆さんの参考になれば幸いです。
「プラグの役割は何ですか?」誰かにこう質問されたら皆さんは何とお答えしますか?「プラグの先から火花を飛ばし、混合気に火をつける」
前回は「プラグの働き」についてご説明しました。今回は実際にプラグの脱着・交換作業を行う際の注意点をご紹介しましょう。プラグの脱着・交換作業は時間がそれほどかからないため、簡単な作業に見えますが、それでも注意すべき点はいくつかあります。
ハーレーに乗っていると必ず操作しなければならない「クラッチ」。その役割と仕組みはご存知でしょうか? 当たり前に使うものは意外に意識しないことが多く、今まで「クラッチって何?」などとじっくりと考えたことはないのではありませんか?
クラッチの働き、重要性については前回のコラムでご理解いただけたかと思います。では、今回は皆さんもできる”クラッチ調整”についてご紹介いたしましょう。
今回ご紹介するのは吸気系、要するにエアクリーナーとキャブレターです。カスタマイズにおいてエアクリーナーやキャブレター交換はメジャーです。しかし、このパーツがどんな役割を持っているのか、よくご存知ない方もいるかもしれません。
前回はエアクリーナー、キャブレターの働きをご紹介いたしましたので、実践編といきましょう。今回は写真点数が多いので、エアクリーナーのみのご紹介になります。キャブレターは来月ご紹介しますので少々お待ちください。
前回のエアクリーナーのメンテナンスに続き、今回はキャブレターのオーバーホールをご紹介しましょう。距離を重ねるほどキャブレターは汚れてきます。汚れが貯まってくると、各部が適切な動きをしなくなり、調子が崩れてくることも当然あります。