スポーツスター エボリューションとは?
1984年、ショベルヘッドを受け継ぎ、XRの技術を導入したオールアルミ製エンジンであるビッグツインのエボリューションがデビュー。その登場から遅れること2年、1986年に登場したのがエンジンとミッションが一体式のエボリューションを搭載したスポーツスターでした。
1984年、ショベルヘッドを受け継ぎ、XRの技術を導入したオールアルミ製エンジンであるビッグツインのエボリューションがデビュー。その登場から遅れること2年、1986年に登場したのがエンジンとミッションが一体式のエボリューションを搭載したスポーツスターでした。
第二次大戦後に訪れた高度経済成長期。時代は性能至上主義に突入し、より高性能なマシンが求められていました。そんな中、1957年にカンパニーが市場に投入したのが、初めてスポーツスターの名を冠したXLモデルでした。
カンパニーが次世代ハーレーダビッドソンと位置づけるストリート750に搭載されているのが、ここに紹介する水冷750cc SOHC4バルブ・挟角60度Vツインエンジンの「レボリューションX」です。
約100年間、空冷エンジンを作り続けてきたハーレーダビッドソン。そのハーレーダビッドソンが、2002年に満を持して送り出してきた水冷エンジンが、この「レボリューション」です。このエンジンはハーレーファンに大きな驚きと、未来のハーレーダビッドソン像を思い描かせました。
1990年代のアメリカではそれまでの55mph(約90km/h)という速度規制が見直され、65~75mph(100~120km/h)へと緩和されました。これに伴ってハーレーユーザーは、これまでのエボリューションを搭載したハーレーに「もっとパワーが欲しい」と叫び出します。
ハーレーダビッドソン社、初のOHVエンジンがこの「ナックルヘッド」エンジンです。今でもその造形の美しさに魅せられるファンは多い貴重なエンジンなんです。今回は、このビッグツインの開祖とでもいうべき「ナックルヘッド」について、解説してまいりましょう。
今でも根強いファンの持つ『パンヘッド』。独特の造形は現代のエンジンとは一線を画し、当時のメカニッカーたちの情熱と、ハーレーダビッドソンの商品寿命、そして歴史の長さを改めて感じさせてくれるものです。今回の講義では、この『パンヘッド』について解説いたしましょう。
パンヘッドやナックルヘッドに比べて、今でもなお多くの人に愛用されているエンジン。それがショベルヘッドです。パンやナックル同様の美しいエンジン造形、強烈なエンジンフィーリングは、他社メーカーはもちろん、ハーレーの中でもトップレベルではないでしょうか。
今でも中古車市場では豊富な玉数のある「エボリューション」エンジン。このエンジンは、ハーレー社の歴史を大きく前進させた名機なんです。今回はこのハーレー社を飛躍させた「エボリューション」エンジンについてクローズアップして解説いたしましょう。