イージーライダースやH-D正規ディーラー 丸富オート、ほかカスタムショップなどさまざまな現場での経験を経た松本悌一さんが1999年5月に創業したのがこのブラッククローム バイクワークスだ。場所は東京・調布市、中央自動車道 調布インターへと向かう甲州街道沿いにあり、その甲州街道には東京方面から高速道路の入り口を目指すクルマやバイクが多く行きかう。
ハーレーであれば新旧関係なくなんでも取り扱うブラッククロームは、週末になるとさまざまなタイプのハーレーオーナーがショップへと集まってき、松本さんを中心に談笑の輪が広がっていく。人当たりがよく、いつも笑顔の松本さんの人柄がそんな輪を生み出しているのだろう。実際、ブラッククロームの根強いファンも多いと聞く。
そんなブラッククロームの特筆すべき点は、ハーレーのパフォーマンスアップを意識したカスタムだ。代表作であるストリートリーガル『SUPER RECORD』など、万人の目を惹きつけるカスタムハーレーを幾度も生み出しているが、松本さんの根底にあるのは“いかに気持ち良く、楽しくハーレーに乗るか”。それは創業から10年以上経つ今も変わらない姿勢であるという。
「ハーレーのカスタムと言えば、王道はチョッパーですよね。もちろんウチでもチョッパーカスタムもやりますが、以前勤めていたショップでの経験から、“速いハーレー”、つまりパフォーマンスに秀でたハーレーを作るのも好きなんですよ」
さらに注目すべきは、スタッフのレベルの高さだ。代表の松本さんを含めて4人体制で運営しているブラッククロームだが、うち3名は二級整備士免許を取得しており、認証工場として知られる存在でもある。カスタムショップというカテゴリーでこれだけの人材を有しているというのは、そう多く聞かない。オーナー側としても安心してバイクを預けられるというもの。
これだけのレベルにあるショップゆえ、敷居が高そうに思えるが決してそんなことはない。フルカスタムはもちろんだが、低予算カスタムやオイル交換など、日常のちょっとしたギモンにも対応してくれる懐の深さもブラッククロームの魅力である。業界歴30年以上というベテランビルダー松本さんとの談笑は、きっとあなたのハーレーライフにさらなる幅をもたらしてくれるに違いない。
カスタムショップとして日々研鑽する毎日ですが、何より大切にしているのは、ハーレーオーナーの皆さんとの対話だと僕は思っています。皆さんの日常のギモンから新たなことを発見できることがありますし、より良いハーレーライフを送っていただくための提案も惜しみません。ハンドル交換やオイル交換など、ちょっとしたことでも結構ですので、気軽に遊びに来てくださいね!
(ブラッククローム 代表 松本 悌一氏)
住所/東京都調布市八雲台2-9-1
?TEL/0424-40-0710
?FAX/0424-40-0711
?営業時間/13:00~19:00
?定休日/水曜、祝日 (イベントまたはレースのある日)
?得意モデル/ハーレー全般