日本のカスタムシーンをリードする兵庫・神戸の代表的ショップのひとつが、このシウン クラフトワークスだ。2000年篠山市でオープンした後、2007年に神戸に移転、今年で10年目を迎える老舗中の老舗である。
「ウチのカラーって見えにくいかもしれませんが、言うなれば“チョッパー全般”です。70年代や80年代など時代によってチョッパーの解釈も違うのですが、チョッパーであれば幅広く取り扱っています。もちろん僕がチョッパースタイルが好きだからです」
そう語るのは、ビルダーにして代表の松村友章氏。中学生の頃からメカニックに憧れ、高校3年のときには1982年式ショベルのワイドグライドに乗っていたという経歴の持ち主で、すでに業界歴20年に及ぶのだそう。実際にお話しするとバイクに関する話題が次から次へと湧き出てくる“根っからのバイク好き”であることが伺える。
シウン クラフトワークスと言えば、関西のチョッパーカスタムショー NEW ORDER CHOPPER SHOW 主催のひとつとして知られている。 シルバースミスフィン、コアマシーン、デコントサイクルズ の各代表らと共に発起人として立ち上げたカスタムショーは毎年首都圏に負けない盛り上がりを見せる。ひとえに「多くのお客さんにいろんなチョッパーバイクを見てもらい、バイクやチョッパーにどんどん興味を持って欲しい」という想いがあってのもの。
「100人いれば100通りの解釈があるので、“チョッパーの定義”などというものを述べることはできません。でも“チョッパーが好きなんです”や“自分のバイクをこういうチョッパーにしたい”という想いを持たれている方とは、ぜひいろんなお話をしたいですね。“敷居は低いが間口は狭い”そう常々思っているのですが、交流を持つことは大歓迎です」
チョッパーに関してはバリエーション豊かなアイディアを持つ松村氏。そのイマジネーションに触れるだけで、あなたのカスタムシーンはさらなる広がりを見せるだろう。
1988年式 XLH883
2002年式 FXDL
1973年式 SHOVEL
カスタムのスタイルは“チョッパー”ですが、ハーレーの年式や車種は限定していません。もちろん高年式モデルにも取り組んでいますので(イメージが薄いかもしれませんが)、現行モデルにお乗りの方でもチョッパーにご興味がある方はぜひ覗きに来てみてください。カスタムの好みは千差万別ですから、まずはご自身が「これ!」というスタイルを決めて、その上でいろんな話をしてみましょう。今以上のスタイルへと昇華させてみますよ。
(SHIUN CRAFT WORKS 代表 松村 友章)
住所/兵庫県神戸市東灘区御影本町7-4-3
TEL/078-822-9085
FAX/078-822-9086
営業/10:00~19:00
定休/月曜、第1日曜
得意モデル/年式不問・全モデル
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