ハーレーダビッドソンのラインナップ中、随一となるロー&ロングのスタイリングを持つブレイクアウト。F21/R18インチのホイールセッティングとレイクされたステムにより迫力のドラッグスタイルを入手している。そんなブレイクアウトをベースに独国のパーツサプライヤー、サンダーバイクが手がけた「RAZORBACK」は、エッジの効いたエクステリアと前後のローダウンで、ベースモデルを大幅に凌駕するロー&ロングのスタイルが最大の見所となっている。
「RAZORBACK=ナガスクジラ」と名付けられたこのマシンは、その名の通り、クジラのような流線形のラインが美しいモダンなマッスルバイクに仕上げられており、サンダーバイクオリジナルのビキニカウル付きヘッドライト、ストレッチタンク、シートカウル、そしてフロントスポイラーが作り出す、流れるようなラインがポイントと言える。
リアサスペンションにはエアショックが装備され、フロントフォークと合わせてローダウン。前後ホイールには、オリジナルのビレットホイールが装着され、足回りの存在感を際立たせている。またコントラストカットが美しい。サイズはストックモデルと同じF21/R18インチであるが、リアタイヤは260とされ、さらにワイド化。静止しているときも躍動的なカスタムマシンを目指し、徹底的に作り込まれている。