2018年イタリア・ミラノで開催された「ミラノモーターサイクルショー(EICMA)」で入賞3モデルが並べられたカスタムコンテスト「バトル・オブ・ザ・キング」。その3台のひとつがこちら、オーストラリアの正規ディーラー「ハーレーダビッドソン・アデレード」が生み出した“BACK TO THE TRACK”だ。
そのネーミングのとおり、ハーレーダビッドソンのレーシングカラーで彩られたボディから、1980年代から1990年代にかけてロードスポーツ界で活躍したハーレーのロードレーサーを思い起こさせる。ベースモデルに選ばれたのは、倒立フロントフォークに18インチリアホイールを備えるスポーツモデル・ロードスター。基本的なスタイルを生かしつつフットワークやローランドサンズデザイン製2in1エキゾーストでパワーアップを図り、スーパースポーツカウルにカフェシートで印象を一変。エンジンを見なければ、これがハーレーだとはすぐに気づくまい。
本コンテストの制約もあって、完全にやりきったわけではなさそうなこのロードスター。コンテストを終えた後にどうバージョンアップしたのか、“あれからの姿”を見るのが楽しみだ。
世界規模のカスタムコンテスト「バトル・オブ・ザ・キングス2019」
2019年3月14日(木)まで投票受付中! >>