VIRGIN HARLEY |  2016年式 XL1200Xカスタム紹介

2016年式 XL1200X

  • 掲載日/ 2017年06月26日【カスタム紹介】
  • 作成/VIRGIN HARLEY.com編集部
2016年式 スポーツスター XL1200Xのカスタム画像

ボルトオンにこだわった
ジャパニーズカフェボバー

近年のカスタムブームで主流となっている「カフェレーサー」と「スクランブラー」という2つのスタイル。ハーレーに限らず、さまざまなメーカーモデルがそのスタイルを踏襲し、世界にドロップしているのは周知の通りだ。

当然その波はスポーツスターの世界にもおよんでおり、カフェレーサーカスタムのスポーツスターが続々と登場している。稀代の戦闘的スポーツスター・ロードスターというモデルの登場も、そうした世の流れにほかならない。

キジマが「カフェレーサー」をテーマにパーツ開発を兼ねたデモバイクを手がけたのもそうした傾向からだが、驚くべきはベースモデルに選んだのが”ザ・ボバー”フォーティーエイトであったことだ。

「人気モデルであることはもちろんですが、フォーティーエイトというバイクをどこまで楽しく乗れるカフェレーサーにできるか、ということに挑戦したかったんです」

本モデルの開発責任者であるキジマ外車部の酒井克法さんが語るとおり、位置の高いミッドコントロールステップと専用セパレートハンドルというカフェレーサーとしてのマナーを踏襲し、オリジナルのシートカウルでレーサーテイストを演出。極め付けは、フロントマスクがぐっと前に突き出されたロケットカウルだ。

ハーレーでカフェレーサーと言えば、70年代の名車 XLCR が思い浮かぶことだろう。このキジマのモデルはそのスタイルとは異なり、どちらかと言えばブリティッシュテイストを源流とする日本流カフェレーサーと言えるもの。それをボルトオンパーツとして手がけるところは、さすがは日本を代表するパーツメーカーと言ったところか。

前後カウルとも FRP で手がけられていることから、マシンそのものがグッと軽量化されているのも大きなメリットと言えよう。セパレートハンドル以外ならラバーマウント スポーツスターに取り付けられるパーツ群、カフェスタイルへのカスタムを検討しているオーナーは一度検討してみてはいかがだろうか。

2016年式 スポーツスター XL1200Xのカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

2016年式 スポーツスター XL1200Xのカスタム画像

キジマ スポーツスター用ロケットカウル

ノーマルのヘッドライトをそのまま流用できる専用ロケットカウル。FRP製なのでマシンの重量そのものへの影響も少なく、ウインドプロテクション機能も高められるパーツだ。
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キジマ セパレートハンドル

2016年に49mm化したフロントフォークに合わせて設計されたフォーティーエイト専用のセパレートハンドルキット。同径のフォークを持つダイナモデルにも装着可能という。
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キジマ リザーブタンクカバー

大柄なノーマルのリザーブタンクのイメージを一新するさりげないパーツもドロップ。スラッシュカットされたデザインがカスタムテイストを演出する。
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キジマ スポーツスター用アルミタンク

ブリティッシュカフェスタイルを色濃く打ち出す無垢のアルミタンクをマウント。スポーツスターならどれにでも合う。量産化は現在検討中とのこと。
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キジマ スポーツスター用シートカウル

開発中というアイテムは、ストラットにサポートレールを装着すればどのスポーツスターにも取り付けられるボルトオン仕様。テールランプはヤマハ ボルト用に開発されたものを流用したLED製。
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キジマ ミッドコントロールキット

純正ミッドコントロールステップよりも2cm高いというハイマウントステップ。バックステップとは異なるレーサーポジションを生み出すキジマの自信作だ。
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