ガラッとイメチェン!
フリスコセブンティーツー
スポーツスターをチョッパースタイルにカスタムする上で、セブンティーツーほどうってつけのモデルはあるまい。ここまで方向性が明確なら、好みのメニューをいくつか取り入れるだけで、自分仕様の一台に仕上げられるのだから。KIYOさんはそんなセブンティーツーをベースに、黒さが際立つフリスコスタイルへとカスタムしてしまった。
ホワイトリボンタイヤを履いたフロント21/リア16のスポークホイールはそのままに、フロントをフェンダーレスにしてスプロケットもU.S.仕様を採用と、無駄のないシルエットを入手。その上で、よりキャラクターを強めるフューエルタンクのハイマウントとフリスコ仕様のハマーバーを取り入れ、本来の魅力にプラスアルファを与えた。
「実はボディーカラーは、ヤマハブラックと呼ばれるものなんです。黒々したバイクが欲しかったので、自分で全部塗っちゃいました」
と、タンクとリアフェンダーを自家塗装した。フロントフォークのアウターチューブやトリプルツリー、ヘッドライトまでブラックアウトする予定なのだという。メッキ仕様のエンジンと相まって、その黒いボディが際立つことは想像に難くない。フルブラックのフリスコセブンティーツー、かなり新鮮なビジュアルとなりそうだ。
カスタムの詳細をチェック!
ハマーサイクル ハマーバー
フリスコというテーマにぴったりのナローバー。ミニエイプのノーマルとは似て非なるシルエットが印象的で、アレンネスのグリップがマッチする。
自家塗装タンクをハイマウント
キャンディーフレークのイメージが強い72のタンクをデニムブラック一色に塗装。エンブレムなどはあえて貼らず、そのままサブステーを用いてチョッパーライクにマウントした。
ラペラ べアボーンソロシート
ブラック×クロームのツートングラフィックなボディにアクセントを加えるブラウンのチョッパーシート。シルエットも美しくかたどる。
アレンネス エアクリーナー Bevelled
足のポジションを邪魔しないラウンドタイプのハイフローエアクリーナー。アレンネスのパーツでまとめられているので全体的に統一感がある。
エマージェンシー サブタンク
容量の少ないフューエルタンクを持つモデルには必須アイテムか。レザーホルダーとの組み合わせはバイクのアクセントとしても映える。
ステップをミッドコントロール化
フォワードコントロールがポイントでもある72だが、フリスコというテーマに合わせてポジションをニュートラルにした。