走行性能を徹底的に高めた
サーキット仕様のストリート
H-D新宿のカスタム ストリート750第2弾がこちら。一見しただけでも分かるほど、まるで別物のバイクとして仕上げられたレーサー仕様のストリート750だ。これをプロデュースしたH-D新宿の若きクロームコンサルタント高地和馬さんは語る。
「ストリート750のカスタムでもっとも難しいのは線引きでした。でも、とことんやり尽したらどうなるのか見てみたいと思い、もうひとつのテーマを『レーサー』としつつ、徹底的に走行性能を高める仕様にまとめてみました」
見る人が見れば唸らずにはいられないカスタムメニューが目白押しの一台。意外にも外装をシンプルにしつつ、グライド製ホイールで前後17インチ化し、前後ともオーリンズのハイグレードサスペンション化&ブレンボ製ブレーキシステムの換装と、スポーツスターベースでもここまでやる人は稀と言える内容に。
「まだしっかりと走らせたことはないのですが、とんでもない走りをするのは想像に難くありません。いずれ、サーキットに持ち込んで走らせる企画を立てる予定です」
ここでカスタムは打ち止めかと思いきや、往年の名レーサー「KRTT」を模したカウルを作成して換装する企画もあるのだという。禍々しささえ漂わせるフルカスタム ストリート750は、確実にカスタムの可能性を高めつつある。
カスタムの詳細をチェック！
ホンダ CB用 ステンレスハンドルバー
ミスミエンジニアリングのライザーにミリ仕様バーを備え、完全に国産バイクのそれにまとめあげた。
独モトガジェット製 クロノクラシック
ノーマルとは比べものにならないほど針の反応速度が速いレーサー仕様のメーター。ステーはワンオフ。
オーリンズ製 フロントフォーク FG324
オーバースペックとさえ思える最高級のフロントフォークを換装。ヘッドライトはスポーツスターから流用。
スピード感を表現した ライングラフィック
タンクはノーマルとしつつ、SHAKIN’ SPEED GRAPHIXによるペイントで野暮ったい印象を一変させた。
ハーレー純正 カフェレーサーシート
純正オプションを採用しつつ、表皮を張り替えたレーサー風シート。バックステップとの相性はバツグン。
ワンオフ 2-1-2マフラー
主に国産用パーツを手がけるショップ「スーパービルドマキシマム」の手による凶暴極まりないマフラー。
取材協力
住所／東京都渋谷区幡ヶ谷1-7-5
電話／03-3374-9080
営業／10：00～19：00
定休／水曜、第2木曜
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