16才からオートバイに乗りはじめ、GB250やSRなどの単気筒モデルにカスタムを施し、楽しんでいたというオーナーのミヤケンさん。一度はオートバイから降りたものの、30才を機にオートバイ熱が再燃。若い頃からハーレーに興味はあったが、トライアンフなどのカフェレーサースタイルのオートバイに乗ることも考えたという。そこでスポーツスターをカフェレーサースタイルにカスタムすることを思いつき、スポーツスターを手に入れカスタムに着手。見事にカフェレーサースタイルのスポーツスターに仕上がった。
コンセプトは1950年代後半から60年代前半にかけてのロッカーズスタイル。ロッカーズ関連の洋書を参考にカスタムが施されていった。ポイントはアルミ製のロングタンクとヒョウ柄のシート。FRPから製作したという渾身のシートであるが、友人からは不評だとミヤケンさんは笑う。上方にオフセットされた砲弾型のヘッドライトもカフェレーサーらしいディテイルである。今後はロングラン用にカウリングを装着予定とのこと。いったいどんな姿に仕上がるのか、非常に楽しみである。