2015年式の スポーツスター XL1200X フォーティーエイトをベースにカスタムされたコチラのマシン。オーナーのfuyukiさんにとって、このマシンがはじめてのハーレーだという。「ハーレーにしか興味がありませんでした。父親がハーレーに乗っていたので、自然の流れです」と話すfuyukiさん。やはり父親の背中を見て子供は育つ、ということであろうか。親から子へと受け継がれる「ハーレー乗りの血」と言えば、少し大げさかもしれないが、アメリカではごく日常的な出来事と言えるだろう。
このカスタムのコンセプトは、よく映画に出てくる悪役が乗っているような攻撃的なバイクだという。ハイマウントされたスポーツスタータンクとRSDのクリップオンハンドルが、まさにその印象を醸し出している。同じくRSDのメカニカルなエアクリーナーも然り。リアフェンダーはイージーライダース製のショートタイプ、マフラーはバンス&ハインズ製のショートマフラーが装着されている。今後はクロームパーツをすべてブラックで統一し、さらなる完成度を目指しカスタムが施されていく予定だ。