当初はハーレーに乗るつもりはなかったというオーナーの五十さん。ところが教習所に展示されていたハーレーを見て一転、ご近所というハーレーダビッドソン新宿でこのXL883Rを購入する運びとなった。
なぜXL883Rだったのだろうか？ 「安かったから」のはもちろんだが、自分はどんなハーレーに乗りたいのだろうといろいろ調べているうちに、VIRGIN HARLEY.comで紹介されていた2台のXL883Rが心にとどまったのだという。ひとつは、東京のカスタムショップ『サンダンス』が手がけたXL883R、そしてめっささんというオーナーの走り仕様のXL883Rだ。
「シンプルかつスタイリッシュで、快適に走れるバイクを目指しました。相談に乗ってくれたH-D新宿の高地さんが、僕の好みをすぐに理解してくれたのも大きかったです」
参考にした2台からのインスパイアと、レーシーなスタイルへの造詣が深い高地さんの提案がバランスよくミックスしたと思われるこの一台、スポーツスターらしい雰囲気を残しつつも、ビジュアルやパフォーマンスをしっかり高めるカスタムメニューとなっている。ローランドサンズデザインのセパハンキットを取り入れたカフェレーサースタイルで、サンダンス製アルミタンクとフォーティーエイト用リアフェンダーという組み合わせで流麗なラインを手に入れた。
パフォーマンスについては言わずもがな、RSD製2in1メガホンマフラーとJOKER製エアクリーナー（カバーは一国サイクルワークス）を換装してエンジン性能を引き出し、オーナーが目指したとおりのライディングが楽しめる仕様になっている。
大きな一歩となったハーレーライフ。明確なイメージありきでスタートしたカスタムだからか、次に着手すべき点はすでに見えているそうだ。
>> プロが生んだハーレー 2007 XL883R / SUNDANCE
>> ハーレーカスタム紹介 2007 XL883R（めっささん）のカスタム紹介
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