学生時代に原付きしか乗ったことがなかったというオーナーの太田さんであるが、もともとは乗り物好きだったため四輪カスタムに傾倒。愛車BMWのカスタムが一段落付いたとき、偶然インターネットでVロッドを見つけ、その近未来的なフォルムに一目惚れだったという。すぐに大型免許を取得するために教習所へ通いはじめ、免許が取れると同時に新車のVRSCAWを手に入れカスタムに着手。ストックモデルの持ち味を崩すことなくカスタムプランの構築がはじまった。
キーワードは「ジェントルなVロット」、かつオリジナリティーの追求だ。まずは足周り。なかなか「コレだ!」と思えるホイールが見つからなかったというが、雑誌で見かけたビッグマシーンの3Pホイールにインスピレーションを感じ購入を決意。前後18インチのホイールでリアタイヤにはワイドな260をインストール。リアショックにはエアーサスペンションが取り付けられている。ポイントはマフラーである。純正のスタイルがお気に入りだったため、100mmショート化、さらにサイレンサーをストレートに加工、かつ前後異径とし迫力を演出。非常にマニアックなモディファイが施されている。