日本のハーレー界の総本山ハーレーダビッドソン ジャパンが、「これぞ究極のカスタムハーレー」という一台をプロデュースした。それがこのストリートグライドだ。
近年ハーレーがテーマに取り上げている「ダークカスタム」を軸に、最新のH-D純正カスタムパーツが「これでもか!」と言わんばかりに驕られている。特にエアクリーナーやダービーカバーに見られる削り出しと思しきビレットバーツは、新しいカスタムの世界を予感させる新ブランド『バーストコレクション』の人気パーツ。さらにダーク&クロームで仕上げられたボディーに流れる黄金のピンストライプが、派手すぎない豪華さを演出している。ハンドルはエイプハンガーとされ、前後に履かれたビレットホイール(F19/R18)と相まって、チョッパーライクな印象を与える仕様に。加えて、サドルバッグにはスピーカーが内蔵されており、サウンドパフォーマンスもアップさせるというこだわりぶりだ。
流行のバガースタイルをハーレーダビッドソンとして解釈した究極の一台。ストリートグライドがベースに選ばれた理由は、ひとえにこのカテゴリーに対する挑戦からに他ならない。他メーカーと見比べても、ハーレーのカスタムパーツの充実ぶりは群を抜いている。そう、純正パーツだけでここまでカスタマイズできるのは、ハーレーダビッドソンだけなのだ。
今年はニューカマー、ストリート750がデビューするなど、例年にないほどの勢いでカスタムの世界へのアプローチを強めるハーレーダビッドソン。カンパニーが仕上げてくるパーツのクオリティは間違いなく世界屈指なので、そのラインナップには当然注目が集まる。カスタムを一層楽しみたい人は、今年のラインナップに注目されたし。