理想のスタイルを極めつつある
70’s アイアンチョッパー
「ずばり1970年代のアイアンチョッパーがテーマです。主にイーストアーバンの遠山さんに触ってもらっていますが、自分の手でもカスタムはやっています」
バイクのスタイルはもちろん、自身のファッションまでトータルコーディネートされているかのような阿部さん。その原点を尋ねてみると、東京・世田谷にあるアメリカン雑貨店『CHI-CHI’S』（チーチース）との出会いがあった。本場の姿そのままのようなCHI-CHI’Sに出入りしていたある日、とある常連客のアイアンに乗らせてもらったのをキッカケにビンテージハーレーの世界にどっぷりハマり、イーストアーバンでこのXLCHを購入、現在に至るという。
比較的ノーマルに近かったXLCHをここまでのチョッパースタイルに昇華させたのは、往年のハーレーを知り尽くしたイーストアーバン遠山さんの知識と手腕、そして阿部さんの情熱にほかならない。「誰もがイメージするハーレーのそれ」と言われるトルクや鼓動感を持つショベルを土台としたこの一台には、近年のハーレーにはない味わい深さがしっかりと含まれている。
カスタム欲はまだまだ冷めていないという阿部さん、若くして自身が理想とするスタイルに近づきつつあるのは羨ましい限りだ。
カスタムの詳細をチェック！
フランクおじさんの ロングフォーク
“Forking by Frank”で知られるアメリカの職人によるフロントフォークの魅力に気づく人は少ない。
7インチライザー & ドラッグバー
パウコ製のライザーに汎用のドラッグバーを装着。でもお気に入りはレバーに付いているストラップの髑髏。
自家塗装の フレイムスペイント
自身でペイントしたオリジナル。ある人のハーレーのフレイムスデザインを受け継ぐ形で塗装したそう。
イーストアーバン キングコブラシート
イーストアーバンのオリジナルシートをベースに、スタイルに合わせて肉抜きをしたオーナーお気に入りパーツ。
ギャリーバンク エアクリーナー
イーストアーバンにあったハーレーのラウンドエアクリーナー。刻まれたBar&Shieldをアクセントに。
アレンネス リジッドサス
ネスの古いパーツをイーストアーバンで発見するも、譲ってもらえずe-bayで見つけて購入したものだそう。
取材協力
住所／神奈川県川崎市高津区溝口6-24-8
Tel／044-813-6266
Fax／044-813-6269
営業／11：00～20：00
定休／水曜、第3日曜
カスタム紹介「ハーレー旧車」記事一覧へ
フルカスタム「ハーレー旧車」記事一覧へ
