DIYでExile Cyclesへ
大型に乗るならハーレーと決めていたというオーナーの佐々木さん。HONDAマグナ、YAMAHAドラッグスター、KAWASAKIバルカンドリフターと乗り継いできた佐々木さんが選んだハーレーは2010年式のFXDWGだった。カスタムが目的ならパーツリリース点数が多いソフテイルを選ぶべきだが、エンジンのフィーリングとその乗り味からダイナを選択したという。
カスタムのコンセプトはこのマシンを見れば一目瞭然、「Exile Cycles」のマシンがイメージソースになっている。同社のフェイスブックやウエブサイトを参考にしながら、少しでもExile Cyclesのマシンに近づくよう、こつこつとDIYで製作。すべてのケーブルやホース類の取り回しにこだわりシンプルに仕上げられている。フロントタイヤに17インチの150、リアには17インチの200タイヤを装着し、ボバースタイルを指針に製作。ベースのワイドグライドの面影は皆無である。
さらに試行錯誤の上に完成したというハンドシフト&フットクラッチは圧巻。今後はオープンプライマリー化を予定しているという。まさにプロ顔負けのマシンと言えるだろう。
カスタムの詳細をチェック!
モーターステージ製 エアクリーナー
Exile Cyclesの定番はS&Sのティアドロップエアクリーナーだが、オーナーの好みでラウンド型のエアクリーナーを装着。エンジンとのバランスも◎。
自作のオリジナル ハンドシフト
試行錯誤の末にステーなどを自作して完成したハンドシフト&フットクラッチ。プロ顔負けのアイディアで非常にすっきりとまとめられている。
H-D純正 ハリウッドバー
オークションで入手したハリウッドバーを10cmほどカットし、タイトなフォルムに製作。配線は中通しでシンプルなハンドル周りを入手している。
Exile Cycles製 ドラッグパイプ
慣れない英語のやりとりで個人輸入したというExile Cyclesのモンスタードラッグパイプ。このマッシブなスタイルがお気に入りとのこと。
IKON製 リアサスペンション
モーターステージで手に入れたというIKONのリアショック。シンプルな造形とその乗り心地の良さからベストチョイスと判断。
シンプル極まりない ハンドル周り
シンプルなハンドル周りを演出するためインナースロットルを装着。あえて純正のノーマルグリップを使用しているのもこだわりである。