空冷Vツインに興味を持ち、ハーレーを探し始めた沢田さん。バイクの楽しさはワインディングを気持ちよく走ることだと考えた沢田さんはハーレーのラインナップの中で最もバンク角が深かったスポーツスター883Rを選んだ。しかしいざ乗ってみると、自分が想像していた以上に「走らない・曲がらない・止まらない」バイクだったため、カスタムに着手。自分が気持ちよく、そして攻めることができるマシンを目指してプランを練りだした。
運動性能アップを第一に、まずは14.25インチのYSS製リアショックを、さらに1センチ伸ばして装着。フロントフォークはサンダンス製トラックテックが組み込まれている。ポジションのキモとなるバックステップはミスミエンジニアリング製をチョイス。ノーマルでは考えられない倒し込みが可能になったと沢田さんは言う。前後ブレーキキャリパーはブレンボ、マフラーはバンス&ハインズ RSDの2in1を装着。もちろん深いバンク角を考えての選択である。
ハンドルバーは純正P&Aのドラッグバーを角度を付けて装着。これによりクリップオンハンドルのようなポジションを入手している。カラーリングは黒をベースに赤を差し色に加え、非常にスパルタンなイメージに仕上げられている。これからも攻めることができるスポーツスターを目指してバイクライフを謳歌していきたいという沢田さんのカスタムプランに終わりはない。