骨太なインジェクションモデルも
ここまでコンパクトにできる!
そんな現行スポーツスターをより美しくカスタムしようとするショップもいくつか存在する。この XL883R カスタムを手がけた RUDE ROD custom cycle もそのひとつで、「やっぱりバイクは故障せずに気持ち良く乗れるのが一番。だから現行車をカッコ良くカスタムして、みんなに楽しんでもらいたいんです」というビルダー 榊 和道氏は現行モデル、とりわけスポーツスターのカスタムに力を注いでいる。
この XL883R は、2012年の NEW ORDER CHOPPER SHOW にも出展された一台で、CCM!15th に合わせて完成させられた。骨太なフューエルインジェクションモデルも、榊氏の手にかかればここまでチョップできる。この RUDE ROD、関西の現行モデルオーナーの駆け込み寺になる予感がする。
カスタムの詳細をチェック!
RUDE ROD ワンオフ ライザー一体型ハンドル
グリメカのマスターシリンダーと組み合わせ、コンパクトなハンドルまわりを実現。これが現行モデルとは到底思えない。
RUDE ROD ワンオフ フューエルタンク
「一番見て欲しいところ」と榊氏が自負する渾身の逸品。容量は 10リットル前後、何より全体的なラインが美しい。
RUDE ROD ワンオフ レザーソロシート
こちらも自慢のワンオフ製作。乗りやすさはもちろんのこと、タンクからリアエンドへと流れるラインを美しく形成する。
ショートカットした リアフェンダー
チョッパーカスタムの定番ポイントではあるが、無闇にカットするのではなく、全体のアールに合わせた加工とされる。
大神戸共榮圏 ワンスロートキャブカバー
ショベルなどの旧車用パーツだが、ビルダー榊氏がステーを製作し、現行モデルに取り付けた。クリアランスが絶妙。
走行性能を一気に高める チェーンドライブ換装
ハーレーとしての鼓動感や駆動力のアップを図るポイント。ラバーマウントとは思えない荒々しい乗り味を実現する。