「ほとんどの女の子がバイクをローダウンさせていると思うんですけど、私はあえてオートバイらしくしたいな、って。スポーツスターらしいでしょ?」
とは、オーナーであり CCM!神戸缶コーヒーミーティングのスタッフであるみかさん。2002年に新車で購入してからわずか半年でこの姿になり、以降ずっと今のスポーツスターで走り続けている。その言葉どおり、元々走り寄りである XL1200S をもっと楽しく走れるようにした一台だ。オーリンズのリザーバー付きリアショックも驚きだが、目を見張るのがハンドルまわり。「握り込みやすいし、ハンドル幅も絶妙」という TRAMP CYCLE 製のミリバーに換装し、オートバイとしての能力を一気に向上させている。
カラーリングも「当初のイメージどおり」と、レッド×ブラックのツートーンでフィニッシュ。タンクやフェンダーをすべて赤で統一し、ほかの箇所とのコントラストを強めるためトリプルツリーやアウターチューブ、ホイールまでブラックアウトする徹底ぶり。
「やっぱり“走って楽しい”が一番」というオーナー。ガッツリと手が入ったフルカスタムではないが、必要にして十分なカスタムでスポーツスター本来の良さを引き出している。