少年時代に見たマンガに出ていたハーレーに憧れ、12年前に1998年式 FXSTC ソフテイル・カスタムに乗り出したのがはじまり。それから2年半楽しんだ後、HOTBIKE Japanに載っていたカスタムショップ ロナーセイジに興味を持って足を運び、代表にしてビルダーの中村 實さんと交流を持つようになってこの1964 FLへ乗り換えることとなった。
「当初は自分の生まれ年に登場したアーリーショベルが欲しいと思ったんですが、中村さんにカスタムをお願いする際に良いパンヘッドをすすめられて、この FL に決めました。トラディショナルでありながら、単なる旧車で終わっていないチョッパースタイルにまとめられるところはさすがですね」
完成まで4年近い歳月を要したパンヘッド。納車から数年、ずっと走りを楽しむ日々を送っていたが、このたび新たなカスタムプロジェクトを立ち上げ、再びロナーセイジに入庫しているそう。
「今度は今よりも薄い構造のタンクに換えて、全体的に低いスタイリングにするんです。ライディングフォームも屈む感じになります」